紀里谷和明監督の地平線を追いかけて満員電車を降りてみたを読んで その1
どうも姫路のhideです。お金に縛られない飲食店をしたり、悲しいを削減するオンラインサロン&シェルターを運営して頑張って生きています。
ひょんなことで映画を見ない僕なんかが紀里谷監督の最新著書を読むことになった。
僕は正直、周りが思ってる100倍はテキトーなやつで、職人と相性が合わない。「こだわり」ってのがとてもめんどうでそれを否定はしないけど、僕に押しつけられるような距離感でお付き合いすることを避けている。
僕の監督業のイメージはまさに職人で、僕のようなテキトー人間が邪魔にならないよう遠くから見ています。(友達や仲間のこだわりも助けられるところは助けて距離感見て応援してます!)
だけど、そんな職人が何を考えているか?には興味がある。
なんだってそんなにイチイチをこだわって生きてるんだろう、、。
そう思った僕はこの著書にキッカケをいただき飛び込んだ。
その結果、全5話の中、1話しかまだ読めてないんだけど、すでにバッチクソに面白かったのでメモを走らせてます。
あくまで1話の感想ですが、めちゃくちゃに本質で、めちゃくちゃに優しい話でした。
そこに僕のイメージする職人のネガティヴな厳しさはなかった。そこにまず驚きました。
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いくらあれば、しあわせになれるか?
いわゆるありがちな「お金で幸せにはなれないよ」という事を伝える話となってます。
僕はお金持ちになったことがないくせにお金で幸せになれないことを確信していて、そしてそれは負け惜しみではないという自信がある。
その理由はめちゃくちゃ簡単で、お金を持ってる人達が幸せそうじゃなかったから。
あんな風になりたい!って思えるお金持ちに会ってこなかったからなんです。
経済においてお金はとても大事な役割で、お金持ちの一番の役割はカッコよくあることなんです。それができていないお金持ちの罪は僕はデカいと思う。
今はとてもいい時代。SNSでカッコいいお金持ちをたくさん見れる。あんな風になりたい!って心から思ったら是非ガンガン稼いでお金持ちになってほしい!!
あとは貧乏な家庭を呪ったことがないから、、ってのもある。
周りよりは貧困だけど必要なものは全てあった。生きていく不自由もなかった。
何故だかは全くわからないけど、僕はほとんど周りに興味がなくて、自分が周りの家庭よりお金がない母子家庭である事も全く気にならなかったんです。
この原因はなんなんだろう、、つてのは気になりますね。
ひとつ脱線してエピソードトーク
学校で自分の家のお米を調べてくるって宿題があったんです。1980年代後半、今ではコシヒカリやササニシキがとりたてて良いお米!みたいな認識はないのかな?当時は「自主流通米」として勉強してなんだかええお米!でした。
その宿題は残酷にも自分の家がええお米かどうかを調べてくるというカオスなもの
クラスで安く名前のないお米食べてるの僕だけだったんです
ひどくないですかこの宿題w
でも、僕は何も感じなくて、あ、ウチはみんなの家よりお金がないんだなーって事実を認識しただけでした。給食費も半額免除されてたし。
だから何、、とかもまったく感じなかったな、、。多分僕の人生って一歩間違えたら相当悲惨だった気がします。生まれつき天才で助かりました。
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すべてを手放したのです
このチャプターに書かれている「あなたが何を欲しがっているのか」これがまるでわかっていない人がめちゃくちゃ多いように感じる。
僕はただ穏やかに優しく生きたい。 お金で手に入る高級なものにまるで興味がない。
だからお金がそこまで必要ない。
本当に理にかなってるなといつも思う。
贅沢に興味がないってスキルは人生を幸せに生きる超絶有益なスキルです。
かなり特殊なスキルに思えますが、本当の本当に自分を深掘りしたときに、実際は目指してる贅沢には意味がないって事にも気付くよー!って物語が展開されてます。
好きでもない高級時計を欲しがる人、興味もない車買う人とか不思議で仕方がない、、。
(好きで買う人はめちゃくちゃ最高!)
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お金がないと、モテない
僕にはまるでこの本の翔太という人物には共感ができなかった。
この人物の昔の恋物語も稚拙極まりない。
(是非読んでほしい)
だけどこれが人間らしさなのかなぁ、、とも思う。自分がどう見られるかばかり考えて、相手にまで意識がいかない、、恋人に対してですらそうなのだから、他の人になど言わずもがな。
さて、、僕はモテたいと思ったこともない。(多少はあったとは思う)どうにもこうにも浮世離れしているようだ、、。
嫌味に聞こえたら本当に申し訳ないんだけど、お金はお金持ちに魅力を感じなかったからそこに執着しなかった。
で、「モテ」に関してはモテた結果、良いことよりめんどうな事が多かった。から興味がなくなった。
いや、めちゃくちゃイヤなヤツに思うかもだけど、毎日とっかえひっかえ美女と浮世を流したい!ってほどの性欲がなければモテるメリットってあんまりないですよ(笑)
美女との時間がセックスにしか魅力がないなら価値がさほどないんです。
これ、モテる女の人でそれを利用できてない人ならわかってもらえるんじゃないかな、、
モテてもデメリットの方が大きいですよね?
だもんで、モテのためにお金を求めるとこれまたうまくいかなかった時のダメージくっそデカいからホントにおススメしないんですよね、、、
借金してキャバクラ行く人想像してみてくださいな、、
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誰からうらやましがられたいのですか?
続々と確認作業が続いてこのあたりから本当に面食らってます。
僕は人のことなんてどうでもよくて、自分で自分を好きでいたい。自分が一番の自分のファンでいたい。だもんでほとんどのことがいらないし、欲も少ない。
他人と比較して自分の位置を決める
当然他人に興味がないのでとりたてて劣等感もない。(多少はある)
「勝ち組になれば幸せになれると思い込んで、それが自分自身にとってほんとうにうれしいことなのか検証すらしていない」
このような本文があります。
まさにそう思うのです。
僕は車の免許もいらないし
学歴もいらないし
家庭もいらない、、
それが僕にとって一番裕福な生活なんです。
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自分自身のほんとうの価値
誰が何をどう言おうが自分の価値は変わらない。だから基本的に他人のどうこうに興味はない。判断基準は自分が自分のことを好きかどうか、、呪文のように徹底的に刷り込まれた考え方。
読めば読むほど疑問が濃くなる。
僕は何故物心つく前からこんな考え方なんだ?
この話は僕にとって目から鱗ではない。
通常の話だ。
いつからなのかと思い出を辿れば小学校の頃からだ。
ナメられないように、バカにされないように
誰かを見返したい、負の原動力は一時の熱意にはなるけれど健康的に続きにくいし、盲目的に間違った方向が正せなくもなる。
本当は自分はどうしたいのか?そこを深掘りすると自分が虚像と戦っていることに気づきそうです。
僕は昔からストレスを徹底的に避ける傾向があった。もしかしたら僕を馬鹿にするようなやつはいたのかもしれない。
だけど自然と距離をとっていたのかも、、
僕は特定のグループに属していなかった。
どこにでもそれなりに良い顔をして、テキトーに過ごしていた。逆にどこにでもそれなりの味方がいたから馬鹿にされにくかったのかもしれない。
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そんなに簡単に捨てられるものではない
「社会の構造が、あなたのほんとうに欲しいものを見えなくさせている。」
この書籍、序盤から太字部分のパワーと説得力、納得力が半端ない!!
誰かにバカにされてる、、と感じる人は僕はその人が誰かをバカにしてるから感じることだと思う。必要のない高級時計を買うのも、アナタがええ年したらハイブランドの時計ぐらいしろよ、、と思っているからだろう。
そう思い読み進めていたらやはりこの一文があらわれてきた。
「誰かあなたのことをバカにしてる人はいましたか?」
「いました」
「それは誰ですか?」
「まさかの、、俺だ」
とにかくウダウダやってる人、悩み続けてる人はこの1話だけでも今すぐ100万回読んだ方がいい。
お前は本当は何がしたい?
どうありたい?
欲しいものが本当に欲しいなら努力して手に入れろ!
たどり着く答えは何億年悩んでもおそらくたったの1行だ。
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まとめ
1話は僕にとっては確認作業のような内容でした。そこに僕は驚きました。
てっきりゴリゴリの職人テイストで頭をガンガン殴られる事を想像していて、思いの外自分の考え方に似ていた事にびっくりしたのです。
僕はこの1話からして、文中にもありますが自己啓発本を読みあさって(読むのは良いこと!で、本もおもしろいよね)何も変わらない人達や、いつまでもウダウダと自分探しをしてる人に読んでもらいたいなと思いました。
だからこうじゃん!
自分がどうありたいかじゃん!
って僕がイライラまじりで思ってることが物語として、とてもわかりやすくそれでいて深く表現されています。
いやはや、続きを読むのがとても楽しみ!!
もちろん続きのnoteも書きますよ!!
是非!購入して読んでみて欲しいです!
読むキッカケをくださった空下監督!ありがとうございます!!
現在最新作制作中!!
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著者の主な活動
著者が運営する「悲しいを削減する」が理念の 「オンラインシェルターoffside flat」 こちらは「スナックキャンディ姫路店ファンクラブ」も兼ねております。(2つのページにご招待 トータル300人突破!)
著者の運営する兵庫県姫路市にある完全予約制パスタバルkitchen11はこちら
話題のスナックキャンディ姫路店でもあります