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言葉がなくとも音楽と演出のみで泣ける

どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
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 それでは本編へGO



テキスト量がめちゃくちゃ少ないRPG

最近ロマンシングサガという90年代に大ヒットしたゲームのリマスターをやり込んでるんですが、、

RPGってテキスト、もしくは台詞の情報量が多いんですよ。

文章表現だったり、声優さんの演技だったりで物語に深みがわかりやすくなったりする。

ところがロマサガって街の人の台詞は使いまわされまくりだし、イベントのセリフもほとんどないしで、なんならリマスターをやり直すまでストーリーもよく分かってなかった僕です(笑)

それでも卓越した斬新なアイデアと、そのアイデアの現実的に遊べるレベルでの実装は、ゲーム業界でもとてつもない革命で、だからこそ今もなお遊ばれ続けてるんだと思います。


祝福が悲しみに

そんな当時は全く知らなかったロマンシングなサガの細部を噛みしめながら遊んでるんですが、隠しイベントに印象的な物があります。

「ゆきだるま」という仲間がいまして、そもそも、この「ゆきだるま」を仲間にすること自体が情報がないとほぼ不可能レベルです。

時間限定イベントをクリアしつつ、解除要素を満たしつつ、全体マップで何も操作せずに90秒ほど待つという、知らないと絶対わかんないようなギミックを乗り越え、その先で「永久氷晶」というアイテムを入手することでようやく仲間になります。
(知ってさえいれば簡単ですが)

「〇〇なのだ!」
という独特な口調とほんわかした街のBGMで癒されるオモシロ仲間。

そんな「ゆきだるま」は雪の町の外に出ると溶けてしまうので「永久氷晶」を装備し続けてないといけません。

そんな「ゆきだるま」を連れて、ロマサガ3の名敵「四魔貴族」の一人、見た目からして熱そうな「魔炎長アウナス」

この「ゆきだるま」を連れて戦い、他の仲間が全員倒れると、自身の「永久氷晶」を使いアウナスを倒してくれます。

ところが、、永久氷晶を手放したということは、、ゆきだるまは溶けてなくなってしまう。死んでしまうのです。

めちゃくちゃ物語としては熱く悲しいシーンじゃないですか。

本来、四魔貴族を倒すとこの曲がかかって、主人公がシャキーン!!とカッコつけるのですが、、

シャキーン!!

(祝福のテーマ)

ゆきだるまを犠牲にして倒すと、うなだれたままの主人公、、

そして曲はこちらになってます。

(悲しみのテーマ2)

テキスト説明はない。
キャラの台詞もない。

でもこの音楽とドット絵の多少の動きだけの味気ない演出にどこまで想像力をかきたてられるか?って物凄くエモい部分だと思いませんか?

リマスターではこんな感じで冒険譚に記録される!


でもこの冒険譚もみんなほとんど見ないと思う。ここ結構おもろいのでリマスターやった人は是非エンディング後にでも読んでみると良い。


さよならなのだ、、、

当時の攻略本には隠しイベントに名前がつけられたりして紹介されていて、このイベントは「さよならなのだ、、」という名前で紹介されていた。

実際のゲームで、ゆきだるまの台詞としてあるわけではないんだけど、攻略本を作った人の補完でそうなったんだと思う。

そしてクッソエモいのが、その「さよならなのだ、、」が独り歩きして、のちに同メーカーの違うゲームで「さよならなのだ、、」がオマージュされてたりする。

別ゲーム。

懇切丁寧に説明されての感動も泣けるけど、このゆきだるまの「さよならなのだ、、」も絶妙に泣けてくるんですよね、、。

雪の町から出られる事のない、ゆきだるま、300年ぶりの外の世界の人との交流、旅立ち、きっと長い冒険の中で色んな思い出があったはず。

くぅー!!

4周目以降どこかでガッツリとメインで最後まで連れていくからな!!

あ、このnoteの主題は、音楽の演出って良いよね!って話ですw


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