句集『いのち』制作レポート⑪
ようやく桜も安心して咲き出しました。いよいよ春本番になりますね。来週はとっておきの桜の句をご紹介しますよ。どうぞお楽しみに✿ っと目一杯季節感を出しておいて、このレポートでは去りゆく秋・冬の句をご紹介します。ついてきてくださいねヽ(^。^)ノ
1)呼び止めることもできたか秋時雨
絵は若菜真穂様。この句に合わせて描いて下さいました!若菜真穂様はnoteでは絵や写真をアップしていらっしゃいます。まずは百聞は一見にしかず、彼女のnoteに飛んでみて下さい。
若菜真穂様のnote: https://note.mu/wknmh
カッコいいのです。味のあるモノクロ。強い感じ。昨年の秋頃、初めて彼女のnoteに辿り着いた時は「また一人凄いnoterさんを見つけちゃった」と興奮しました。とても個性的です。
「色を付けてもいいですよ」と言って下さっていたのですが(そして少し挑戦してみたのですが)、やはり作品を台無しにしてしまうのが怖くてできませんでした。本来の絵は右頁のみ。その雨の部分を拡大して左頁に置き、後ろ姿の女性の目線を表現してみるのが精いっぱい。いかがでしょうか。
では次。
2)死にたいと言う君ですら太る冬
3)逞しく冷蔵庫の中伸びる葱
写真はどちらもきゆ様。どうですか。この潔い感じ。リアルにはお会いしたことがありませんし、メールでのやりとりからはとても女性的な細やかさが伝わってくるのに、作品からは男性的な太さが伝わってきます。ご本人は意識していらっしゃらないかもしれませんが、とてもマンライク。ストライクです。
きゆ様のnote: https://note.mu/mew310
写真で身を立てたいと思っていらっしゃるとのこと。もし、このnoteをご覧になっている方で出版関係の方がいらっしゃったら、お仕事を回してあげて下さいな(*‘∀‘)。(byおせっかいなオバサン)
きゆ様からは左頁と右頁を交換する案もいただき、現在検討中です。試し刷りの結果、左右の頁が入れ替わる可能性もあります。
4)トップのイラスト
タイトル上のイラストはMiki Orange様の絵の一部です。絵は他の句とコラボしていただくのですが、この季節にぴったりな色彩なので今日少しだけご紹介しました。いずれきちんとご紹介しますね♪
Miki Orange様のnote: https://note.mu/petitgrain
ではまた✿