座るからこそ見える世界。
おはようございます。
薬剤師のかんべちゃんです。
本日は、タイトルの件につきまして、
【 3分 】で読めるコラムを綴ります。
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▼相手の立場に立った気になっているヒト
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リモートワーク続きでしたが、
最近はリアルな商談も増えてきました。
そんななか、
外食の機会も増えたわけですが、
え、まぢか。
と思う残念な経験が多発しています。
ちなみに何かというと…
飲食店のカウンターって、
卓の下に荷物置きがついているじゃないですか?
めっちゃ汚いお店おおくないですか?
今週気温が高かったので、
ジャケットを脱いで荷物置きにいれたんですね。
帰るときドン引きするくらいホコリまみれで。
ジャケットが泣いていました…。
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▼ここからの学び
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残念で終わるともったいないですし、
ジャケットにも大変申し訳ないので、
転用して学びに変えたいと思います。
荷物置きを掃除するという事例をもとに、
■きたなさに:気づいている or いない
■そうじを :やる or やらない
この四象限に分けてみると、
①気づいていないし、やらない。
②気づいているけど、やらない。
③気づいたときには、やる
④気づいていなくても、やる。
でもって①~④のお店に来店する層は、
①:一見さん(二度と来ない)
②:一見さん(二度と来ない)
③:お客さん
④:ファン
④のように習慣化できているお店(ヒト)には、
ファンがつくので繁盛すること間違いなし。
世の理です。
①②は論外ですが、
論外なお店が世の中に多いのは嫌なので、
ちょっと考察してみます。
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▼①が①たらしめている理由
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①が①たらしめている理由は、
相手の立場に立てていないからです。
そもそも荷物置きに汚れに気づいていないのは、
客席に座ったことがないのでしょう。
荷物置きに荷物を置いたことがないのでしょう。
相手の立場に立つのではなく、
相手の立場で座ってみてほしい。
なんならいったん外に出て天気を確かめ、
どんな服装で来店するかを想像してほしい。
雨が強ければタオルを用意するだろうし、
寒いならすこし暖房強めるだろうし。
とどのつまり、①の脱却には、
とにかくなりきることが大切です。
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▼②が②たらしめている理由
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②が②たらしめている理由は、
手段が目的となっているからです。
気づいているのにやらないのは、
そのコトの優先順位が低いと決めているから。
そりゃ、
荷物置きのそうじより、
トイレや床のそうじのほうが優先度高い、
ふつうは。
じゃあ、ふつうじゃないお店は?
全部同じ優先順位で考えています。
なぜなら、
そうじは目的ではなく手段だから。
例えば、
スタバはコーヒーではなく空間を売っています。
ファンにとって、
居心地の良い空間を創るコトが目的であり、
そうじもコーヒーもそのための手段です。
だから居心地の良い空間を創るために、
なんでもやるのがアタリマエなわけです。
それも無意識的に。
とどのつまり、②の脱却には、
Mission(目標)の浸透が重要です。
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▼アタリマエのこと
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アタリマエのことを書いてきましたが、
④レベルのお店って一握りですよね。
やっぱり、
「わかる」⇒「できる」のステップは難しい。
だったら、
「やってみる」⇒「わかる」でもいいですよね。
うまくいっているヒトを、
TTP(テッテイテキニパクる)し、
うまくいったら初めて分かるでいいですよね。
行動あるのみ。
立ち止まったら座ってみよう。
じゃあまたね。
Change before you have to.
P.S.「成功者の秘訣」的な本を読んで理解し実行してもうまくいかないのは、そもそも著者自身が成功してからなぜ成功したかを意味づけしており(結果⇒行動)、後ろ向きコホート研究的な部分がありバイアスが多くかかっているからだそうです。理解のまえに行動あるのみ。
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