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「Z世代」の時代到来!スマホネイティブなZ世代の部屋探しからわかる、不動産会社が意識すること
こんにちは。
不動産情報アプリ「CANARY(カナリー)」、顧客管理システム「CANARY Cloud(カナリークラウド)」運営の株式会社カナリーでございます。
いつも記事をお読みいただきありがとうございます🙇♂️
Z世代とは?
突然ですが、みなさまは【Z世代】って、何かご存じでしょうか?
弊社運営の不動産ポータル「カナリー」はZ世代を含む20代~30代前半のユーザーに多くご利用いただいています。
この世代は、進学・就職・結婚などライフイベントに直面する機会が一番多い年代であり、確度の高いお部屋探しをされる方が多いと考えられます。
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これからくる繁忙期も【Z世代】の進学・就職に伴い、お部屋探しのメインのターゲット層になるかと思います。
今回は、(おそらく)Z世代ではないみなさまに向け、「Z世代とはどんな世代か?」「どういう傾向にあるのか?」など、詳しく解説させていただきます!
(*筆者は30代前半のミレニアム世代です笑)
【Z世代】の主な定義
Z世代とは、明確な定義はございませんが、1996~2015年頃までに生まれた世代を指すことが多いでしょう。
年齢にすると2022年現在で、約7~26歳に当たります。
今後の経済活動の主役へと成長することから、あらゆる業界でZ世代に注目する企業が増えています。
「真のデジタルネイティブ」
Z世代は、物心が付いたときから周りにパソコンやスマートフォン、インターネットが存在し、過去の世代よりもデジタルに馴染んでいるという点が特徴です。「真のデジタルネイティブ」とも呼ばれ、今までの世代とは価値観や消費の特徴が大きく異なり、非常に特徴的と言われています。
Z世代特有の価値観を持つ
Z世代の親にあたるX世代(*1960~80年頃生まれの世代)が経験したリーマンショックによる不景気は、各家庭に深刻な影響をもたらし、その状況を周囲から見ていたZ世代は、他の世代に比べて実利を追い求める、現実的な考え方を重視する傾向にあります。
金銭感覚はやや保守的。貯蓄や節約に対する関心が強く、安定思考が多くのZ世代に共通する価値観です。
一方で、自分が本当に欲しい商品やサービスにはお金を惜しまないといった傾向もあるようです。
デジタルネイティブでありソーシャルネイティブでもある
また、第三者の口コミやレビューを購買の意思決定に反映させるZ世代は、別名「ソーシャルネイティブ」とも呼ばれています。
「自分に必要なもの・必要でないもの」を客観視して選別しようとするため、購入を検討する際はじっくり時間をかけてスマホで口コミ・評価をリサーチするなど、たくさんの情報を集め、商品やサービスを選ぶ傾向にあります。
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Z世代の部屋探し
ポータルで部屋探しをしながら、企業の「コーポレートサイト」もチェックしている
SHIBUYA109labが「Z世代の物件探しにおける情報収集」について調査しています。
まず、物件探しの情報収集をしていると回答した割合は8~9割(男性85%、女性92%)という結果となりました。
情報収集の方法については、男女ともに約4割が「不動産情報サイト・アプリを利用する」と回答しています。
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また、2019年に行われた、「令和時代を生き抜く、不動産テック活用術」セミナー(弁護士ドットコムとマイナビの共同主催)によると、「どこの不動産会社で部屋探しをするか」の判断材料として、新入生・新社会人の2人に1人は「不動産会社のコーポレートサイトをチェックしている」ということが分かりました。
この傾向は、手元にいつもスマホがあって、すぐに、なんでも調べることができるという「Z世代」ならではの行動かもしれません。
ちなみに、弊社では、仲介会社さまのWebサイトのコンサルも行っております。
もっといいWebサイトにしていきたいという不動産会社さま、下記フォームよりお気軽にご相談くださいませ。
⇒ オンライン相談予約フォーム
この機会にZ世代を意識したデザインのコーポレートサイトにチェンジするというのも良いかもしれません。
「初期費用」への考え方
節約に対する関心が強いZ世代の傾向は、部屋探しの際の初期費用への考えにも強く出ているようです。
TOKYO<β>が実施した、住まいに関するZ世代の意識調査によると、【住み替えにかかる初期費用をどのくらいにおさえれば、気軽に住み替えができると思いますか?】の項目で、「1万円以内」・「3万円以内」という回答が合計で約6割を占める結果となりました。
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現実では、家賃5万円の物件でも一般的な敷金 + 礼金だけでも10万円ほどになってしまうため、家賃にもよりますが、都内でのお引っ越しで10万円以内に初期費用を抑えるのはなかなか難しいと考えられます。
一方でZ世代は、自身が納得するものには大きな金額を投資する傾向にありますので、その部屋・その会社(自社)にて契約することのメリットをしっかりとお伝えし、納得いただくことが重要となります。
初期費用の面では、より丁寧なご説明を心がける必要がありそうです!
Z世代の理想の暮らし
SHIBUYA109labの調査によると、Z世代の理想の暮らしのポイントで一番多かったのが男女ともに「Wi-fi等インターネット環境が整っていること」(56.5%)でした。
その他は男女で異なり、女性が最も重視しているのは「セキュリティがしっかりしている(58.0%)」とった防犯面でしたが、それに続くポイントは「自分の好きなインテリアにできる(53.5%)、「ファッションを楽しめる(47.0%)」といった常に「映え」を意識するZ世代ならではの結果となりました。
Z世代女子への接客ポイント
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・セキュリティ面での説明やポイントをしっかりお伝えし安心感を得る
・インテリアや簡単なDIYの提案をし内見時にイメージを持っていただく
・WICなど大きな収納がある物件であれば推し、無ければ収納アイディア・ノウハウを提案する
Z世代男子への接客ポイント
一方で男性は、「趣味と勉強の空間を分けられる(44.0%)」といったオンオフの切り替えのしやすさが理想として挙がりました。また、「スマートロック対応」という項目も女性の倍、ニーズがあるようです。
・趣味の話題でつかむ
・IoTなど、魅力的な設備・機能について詳しく説明する
Z世代へのフォーカスが反響率・成約率向上のキーとなる
今回は今後の経済活動の中心となるZ世代について解説してみました。いかがでしたでしょうか?
ライフイベントに接する機会の多いZ世代に合わせたサービスを意識することでこれからくる繁忙期の結果も大きく変化すると考えられます。
弊社が運営する不動産ポータル「カナリー」はZ世代を含む20代~30代前半のユーザーが多く、Z世代からの反響を得るのに最適のポータルです。
「カナリー」はアプリに特化した急成長ポータルとして、全国47都道府県に展開しております。
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本日も記事をお読みいただきありがとうございました!
引き続きよろしくお願いいたします。