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珈琲記録⑥ お高いブルーマウンテン100%の味
はじめに
日々コーヒー豆の特徴についてネット記事を通して大まかに理解し、実際に確かめてみる、ということを繰り返している。今も実践中で、自分が一番好みに思う豆を探している最中である。
ある時、「世界三大コーヒー」と呼ばれる種類があることを知った。
そもそも「世界三大コーヒー」とは
日本で一般の人でも聞いたことがあるコーヒー豆のブランド名はこんなところでしょうか?
モカ
ブルーマウンテン
キリマンジャロ
コナ
マンデリン
トラジャ
中でも「ブルーマウンテン」「キリマンジャロ」「コナ」を「世界三大コーヒー」と紹介しているサイトも多いですが根拠は弱いです。
これに挑戦してみないわけにはいかない。でも手を出しにくい。
こうして考えて時間が経ち、そして去る12月、ついに、、この1つであるブルーマウンテン(100%)を購入してしまったのだ。
ネットより
ブルーマウンテンについてこのようにまとめられていた。
バランスの取れた「コーヒーの王道」的な味わい
ブルーマウンテンの味の特徴は、そのバランスの良さにあります。ほどよい酸味と苦みに加え、軽やかなコクも感じられます。
冷涼で雨が多く、肥沃な土壌でゆっくりと育つため、実がしまり香りが高くなるのもブルーマウンテンコーヒーの特徴の1つです。
バランスの良い味わいと上品な香りから「コーヒーの王様」と呼ばれることもあるブルーマウンテンコーヒー。まさにコーヒーの王道といえる、誰からも好まれるコーヒーであるといえるでしょう。
厳しい品質保証とブランド基準に守られたコーヒー
ブルーマウンテンコーヒーは、厳しい品質管理とブランド基準によって「No.1」「No.2」「No.3」「セレクト」などの格付けがなされています。格付けにはスクリーンと呼ばれる評価基準が使われ、豆の大きさや欠点数(300gあたりのコーヒー豆に含まれる欠点豆数)によって決まります。
ブルーマウンテンエリアで栽培されたコーヒー豆だけがブルーマウンテンコーヒーと名乗ることができ、その中でも厳しい評価に合格したコーヒー豆だけが、最高ランクである「No.1」の格付けを受けられるのです。
まったく注意してみていなかったが、よく見ると、手に取った商品に「NO.1」という文字があった。どうやら本当にいい品の証がつけられているものを飲むことができるのだ。
もともと、ブルーマウンテン「ブレンド」は飲んだことがある。
詳細は省くが、ブルーマウンテンブレンドの味は、一言でいうと「整っている」味。すべてのバランスが良く飲みやすい種類だと感じた。
ところが、今回は「100%」ブルーマウンテンの豆である。
当然お高い。普段飲んでいるものは100グラム当たり600~800円くらいに収まるが、今回は、なんと100グラム当たり2500円!
なんせ世界3大コーヒーの1つで、しかもNO.1の証付きだ。
12月のボーナスが入ったら真っ先に自分のご褒美に買うと決めていたわたしは、その日になると臆することなく、すぐに購入した。
購入した時には、値段も相まって、この重量ほど幸せに感じることはなかった。
飲んでみる
まず、この豆はドリップ直後の泡立ちが少ないように感じた。これは小売店によって多少の差が出ることで仕方がないのかもしれない。ただ、本音を言うとモコモコ出る泡に少し期待してしたので少し残念だった。
抽出時間や抽出量などに気を付けながら、丁寧にドリップした。なにしろ1杯あたり200円する代物だ。
見た目は半透明くらいの透き通ったきれいな色だった。少しさわやかな香りがする。
気になるお味は…
すべての良さを消さない友好的な味。
と表現したい。
口に入れた瞬間、まずはフレッシュさを感じる酸味が来る。この酸味は舌にしつこくい続けることなく、しばらくするとかすかな存在感を残しながらすっと消えていった。
その後にコクや苦みが来る。だが、酸味が残した余韻を消すことなく苦みやコクを主張してくる。
そして終わりにさっぱりとした後味が残る。
ネットにもある通り、バランスの良すぎる1杯を味わうことができた。
ただ、普段から(中)深煎りを好んで飲むわたしにとってコクや苦みがいまいち物足りない…と感じてしまった。
わたしの舌はまだ高級な1杯をわかっていないようだ。
おわりに
これまでのコーヒーとも、ブルーマウンテン「ブレンド」とも違う高級な味わいだった。輸入雑貨店の大量出荷等の関係で多少味が落ちていることも否定できないが、それでもわたしは満足した。
ただ、値段の関係上、常に手が出せるほどの代物ではない。世界三大コーヒーの他の2種類は、また別の機会に味わうことにする。
(続く)
読んでいただきありがとうございました。一緒に素敵なコーヒーライフを!
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