居場所を求めて #この春やりたいこと
最後にお茶の時間を『楽しんだ』のは、かなり前だ。
15:00といえば平日は仕事中。せいぜいペットボトルのお茶を飲む程度。休日でも、自宅でカフェラテを入れるくらいで、お茶の時間を特別『楽しむ』というほどでもない。
最近読んだ漫画の中で、とても印象的だったのが、何もかも失った少女が、瓦礫の上でお茶を飲んでいるシーン。途方に暮れていた彼女は、廃墟と化した建物の中からヤカンを見つけ、気づいたらお茶を淹れていた。偶然そこに現れた青年と、彼女はやがて結ばれることになる。
彼のいる所が彼女の居場所だ。
どんな状況に置かれても、ゆっくりお茶を楽しむ心の余裕が大事だなと、ヘッダー画像の何気ない1シーンに惹きつけられた。
この漫画のタイトルは『アルティストは花を踏まない』。第二次世界大戦前のフランスの小さな町を舞台に、全10話の短編漫画で構成されている。
自分の居場所を探し求める旅。手始めに、今までで一番美味しいと思ったお茶の味を、自分で再現してみるところから始めたい。
この漫画に出会ったことで、この春やりたいことが見つかった。
『アルティストは花を踏まない』については、コチラのNoteに詳細が記載されております。とても良い作品だと思ったので、紹介させて頂きました。