コンソメパンチの味
目に留まった新聞記事。
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今月で発売45周年を迎えたカルビーのポテトチップス『コンソメパンチ』。
その誕生は1978年(昭和53年)までさかのぼる。
昭和50年に『うすしお味』、翌51年に『のりしお』と立て続けに発表するも苦戦。
そこで『カルビーオリジナルのポテトチップス』として取り組んだのが、『コンソメパンチ』だという。
商品名は、当時の流行語『パンチがきいている』が由来なのだとか。
ビーフ風味を、コンソメと相性の良い梅肉パウダーで中和させたことがヒットにつながったという裏話あり。
因みに売り上げは、同社のラインアップでは首位が『うすしお味』、そして2位が『コンソメパンチ』、3位が『のりしお』となっている。
『コンソメパンチ』はカルビーがポテトチップス界で現在の地位を確立するのに多大な貢献を果たしてくれたという。
『コンソメパンチ』を100年ブランドにしていけるよう引き継いでいきたいとの意気込みが記載されていた。
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記事に触発されスーパーに向かうと、ダイエットのため最近は控えていたポテトチップスのコーナーへ。
いつもは『のりしお』を買うのだが、今回は『コンソメパンチ』を選択。
3枚目、4枚目…何とも言えない味が後を引く。
『苦労して作り出した味か…』と感慨深くなりながら、食欲の秋も終わり近くなった夜、久しぶりにポテトチップスをゆっくりと味わった。