ガジェットレビュー #Logicool "LIFT" @エルゴノミクスマウスって本当にいいの?
はじめに
こんにちは、べっちファミリーパパです。普段はキャンプの記事を書いていますが、私の趣味の世界に近い「安くて良いものでちょっと生活を良くしたい」もので、ガジェットレビューをやっています。
諭吉っぁんが飛んで行くような出費はあまりできないので、ローコストでネットで選んだものをベースとして、使って良かったものをピックアップします。
あくまでも私が色々悩みながら選んで、結果良かったものをレビューしているため、悪しからずお願いします。
元々マウスやキーボードには無頓着だった
社会の荒波に揉まれて早10年以上経過。
若かりし?頃は画面の大きさに文句を言うことはあれど、会社支給のPCはデスクトップを与えられていたことが多く、マウスやキーボードは、付随するなんかよくわからない端子につながっていた彼らでなければいけないと思い込んでいました。
ようやくUSB無線マウスでバッファローのものを導入した際に、戻る・進むボタンに憧れて5ボタンマウスを選択。しかし、OSがアップデートされ、ファームウェアもアップデートしているはずがいつの間にか戻る・進むが使えなくなるという非常事態に陥りました。
マウスが壊れたその時、首こりや肩こりと向き合ってみようと思った
5ボタンの憧れはまだ燻っており、LogicoolのM590に一目惚れし、当時3000円ほどで購入し愛用していました。
彼の、親指あたりの窪みがよく考えられており本当にちょうどいいのと、ボタンで2つのデバイス間で切り替えられるのが非常に良かったことから、溺愛していました。
しかし、突然別れはやってきます。
不慮の事故から彼を落としてしまい、右半身が機能不全になってしまったのです。
今でも悔やまれますが、事故は事故。致し方あるまいということで、新しいマウスを買おうと思ったその時。
ふと、首こりや肩こりが慢性的にあることに対してそれを改善すべく少し投資をしてみよう、と思い立ちました。
エルゴノミクスマウス?なんじゃそれ?
「人間工学に基づく」という言葉はよく聞いた言葉ですが、形状が変だからと思いどこか避けてきたところがありました。
一方、MT590があまりにも良かったので、ロジクールのページを見ていると・・・いろんな種類があることに初めて気づきました。
エルゴノミクスマウス。なんじゃそれ?と思いながらも、万年の首こり、肩こりに少しでもお別れを告げられるならと思い、結構ガチで調べていきました。
当時、縦型(MX Vertical)や、トラックボール(MX Ergo)などがありましたが、1万円をゆうに超え、下手したら2万円近くに。どちらも高すぎると諦めていました。
特にMX Verticalのメタリックが入った機械感があるデザインはかっこいいなぁと一目惚れしましたし、乾電池ではなくUSB-Cでの充電があるのは、田舎から都会に出てきた学生が味わうような衝撃だらけ。なんそれ!だらけのものでした。
トラックボールはこれまでも周りに使っている人が少なく、ちょっと浮くかな感があるのと、店頭で見た時に意外と大きいしずっしり重かったので、検討からは外すこととしました。
また、MX Masterシリーズもカッコええなぁとは思いつつ、やはりこちらもかなり大きい感じがあったので、やはりこちらも、一般人の私にはちょっとそぐわないと何度も何度も言い聞かせ、見送ることとしました。
結果、「LIFT」でちょうど良かった。
MX Verticalも、店頭で確認したところ、かなり大きく、そしてずっしりくるものがありました。そもそも、これは日本人の手で持つサイズではねぇな、と。
そんな矢先、LIFTが発売されるということを知り、LEOさんのレビューでも日本人向き、実はこっちの方がぴったりだよというレビューもあり、最終的にLIFTを選ぶこととしました。
箱を開けて、シンプルだけどボタンなどの機能面、握りやすさなど、半年経った今でもとてもいい感じに使えています。むしろ彼がいないと物足りない感じになってしまいました。
仕事ではWindowsかつセキュリティの関係でガチガチに縛られている面がありますが、問題なく使えています。
購入も、当時は7700円かつ割とポイントもついたので、結果、いい買い物だったなと思っています。
さて、ではここからが実機のレビュー(ようやく)になりますので、写真をどどどんと載せていきますよ。それではどうぞ!
LIFTを使用して、良かったところ
日本人の手のひらサイズにぴったり合う。
縦型で、手首、腕や肘にかかる負担が減ったような気がするし、持ち方がコップを持つような角度なので、長時間マウスを握っていても何とも思わない。
手首の緊張感が緩和されたせいか、肩〜首にかかる負担と、仕事後に感じる痛みや重い感じが、本当に何となくだが、減ったような気がする(ただし、気のせいかもしれない)。
手首のほんの少しの動きで操作するため、腕の動作が明らかに格段に減り、腕全体を動かしていないことから、疲れが減った感が実感できる。
親指の置き所が、なかなか良い。戻る/進むも押しやすく、考えられている。
クリックが静音設計で、無音に近い。非常に良いし、ホイールもコロコロと転がす感じでスクロールが可能。
電池持ちもよく、半年経っても90%以上を維持。
最上モデルと比較すると、値段が明らかに違い、今も8000円以下で購入することが可能。
何より、デザインが非常に良く、使っていて気持ちよさまで感じる。
イマイチだったところ、改善要望
机との設置面(手首の付け根あたり)が擦れて痛くなる(私の持ち方が悪いのかもしれません)
会社のPCがセキュリティガチガチだと、LogiOption+がインストールできない(が、基本は問題なく使えています。どうしてもの人は、家のPCで設定をするべし)
会社の机が事務机等で金属が入っている場合は、マグネット部分が机に少し引っ付つくような感じになり、重りのようになってしまう。
重くはないが、通常のマウスと比べてかなり嵩高く、持ち運びには不向き
PCを頻繁に切り替えて作業したい方には向かない。
Macで使用したときに、1分に1度程度フリーズ、飛ぶことがある(ファームウェアやBluetoothで何かが干渉しているだけの問題なのかもしれない)
まとめ
いかがでしたか?
半年使用して、いい点がたくさんありました。本当に使いやすい、いいマウスだなと思います。
特に、ロングヒットのM590からステップアップする方にとっては、全てを兼ね備え、MX Verticalの要素も加わったいいとこどりマウスだと思いました。
使い初めは、今までの感覚と少し違うので、マウスを置き去りにして手が空中散歩していたり、ぽてんと倒したこともありました。しかしそんな挙動も、2〜3日使ったらすぐに慣れます。
親指への負担は全くないに等しいので、腱鞘炎に悩んでいる方や
私と同じく万年の肩や首のこりがある方には強く強くお勧めします。
どうしても、完璧ではない点はありますが、そこはどこまで許容できるかに依ります。
私はデメリット面についてはあまり気にならないので、ダメになるか他にもっといい製品が出るまでは少なくとも使い続けるかなと思います。
そのくらい、愛着が湧いており、もっぱら仕事用なのですが、たまに家に持って帰ってきています。
皆さんにも、ぜひ手に取ってお試しいただきたい一品です。
それでは、また。
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