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夏野菜の種取り


今年始めた市民農園での野菜作りだけれど、
ゆくゆくは、野菜を育てて種をとり、来年もその種をまき育てられるようになりたいと思っている。

固定種という、翌年も育つ種をとれる野菜の種が売られているので、将来的にはそれを購入し、野菜を毎年育てたい。

今年はこだわらず、買った苗からと、いただいた100均の種などで夏野菜を栽培したため、来年育つかわからない種ができているのだけれど、種をとって植える体験をしてみることにする。

リーフレタス

レタスの種とりは、私のせっかちで失敗だった。収穫が終わった畑を片付けようと、つい蕾がたくさんついたレタスの花茎をカットして自宅で水を入れた花瓶にさして種になるのを待つという方法をとった。参考にしている育て方の本によると、レタスは自家受粉と書いてあったから自分で受粉して種ができるからよいかなと考えたのだが、見た目も小さくあまりよい種ではないように感じた。土に植えたままの方が栄養が種にいき、充実した種ができる気がするので、次回は長い目で種が熟すのを待つようにしたい。

リーフレタスの花
リーフレタス
綿毛がとりきれていない。ペラペラ。
綿毛が取りきれていない。そして小さい。


大玉トマト

大玉トマトは、とにかく美味しかったので、来年はもっと育てたい野菜の1つ。種取りの作業としては、ゼリーに包まれた種を容器に入れて3日間常温で発酵させ、ザルにあけ種を洗い、水に沈む種だけを残して干すという作業を行った。トマトは種が小さいのと、種から育てたことがないので良い種がどんな見た目なのかもわからない。来年蒔いてみるまでわからない。

大玉トマト 品種は?
細かい。
すぐ吹きとびそうにひらたい。


キュウリ

種を取るために黄色くなるまで置いておいた。
100均一の種をもらってまいて育ったもの。
採取した種 形は綺麗

キュウリの種採りも反省あり。種を取るためにキュウリを割った時、もう少し畑に熟すまで置いた方がよかったと感じた。トマト同様、キュウリも、中の種と種の周りの部分を、スプーンですくってとり、ビニールに入れ、3日間常温で発酵させて、ザルにとり、水をはったボウルにあけ、何度か水をかえて洗い、底に沈んだ種を残して干した。お米みたいな形。

本を読むと、菜園の野菜は毎年種採りを繰り返すと、風土に馴染んで育てやすくなってくるという。固定種は不揃いで長く収穫できるという。何年か栽培し続けないとそれを実感できないことがわかった。体力と楽する知恵をつけて、来年もなんとか頑張りたい。

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