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アーユルヴェーダが教える「上手に話す」ための知恵
今月末、私はインドのアーユルヴェーダリトリートに参加する予定です。
その準備として、クリシュナ・U. K.氏が執筆した『アーユルヴェーダの強壮学』という本を読んでいます。
その中で目を引いたのが、「弁力」についての記述。
「話すこと」は単なる技能ではなく、知識を記憶し、表現し、実行に移すという複雑なプロセスだと述べられています。私はこれを読んで、まさに自分の仕事そのものだと感じました。
アーユルヴェーダの「弁力」とは?
『アーユルヴェーダの強壮学』によると、弁力には以下のプロセスが含まれています:
知識を蓄える:何を話すべきかを知ること。
記憶力:必要な情報を適切な場面で引き出す能力。
表現力:相手に伝わりやすい言葉で話すこと。
実行力:話す場面で臆せず、適切に行動すること。
このように、話す力は単純な能力ではなく、総合的な知的活動だと理解できます。アーユルヴェーダは、これを「強壮法」の一環として捉えています。
私の仕事と弁力の共通点
私は、プレゼンテーションやビジネスコミュニケーション、セルフブランディングをサポートするコーチとして活動しています。
この仕事では、クライアントに「話す力」を育てるための指導を行います。
その際、必要とされるスキルはアーユルヴェーダが示す「弁力」の定義と驚くほど一致しているのです。
たとえば:
クライアントが自分の知識を明確に整理するのをサポートする。
伝わりやすい言葉を選び、記憶に残る話し方を工夫する。
プレゼンの場で緊張せずに話すための実践的な練習を行う。
これらは、弁力を高める具体的な方法としても通用します。
「話す力」をどのように磨いていますか?
読者の皆さんは、どのように「話す力」を磨いていますか?
アーユルヴェーダが示す「弁力」の概念は、日々の生活や仕事にも応用できるヒントを与えてくれます。
アーユルヴェーダから学ぶ日常の実践
アーユルヴェーダの知恵は、単なる健康法にとどまらず、コミュニケーションスキルの向上にも役立ちます。
「話す力」を鍛えることは、単なる言葉の技術を超えた心身のバランスにもつながるでしょう。
これからインドでのリトリートを通じて、さらに深く学び、その成果を皆さんとシェアしたいと思っています。
「話す力」については、わたしの仕事用ブログの方で詳しく解説していますので、そちらもぜひご覧ください。
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