先日ドイツで行われた、ある医療関連の国際見本市（メッセ）で、日本製の少し変わったフットギア「足ピタ」を見つけました。 「足ピタ」は、普通の靴下とは違って、足の親指と小指で支えるような構造で、まるでサポーターのようなデザインです。 そしてこれ、ただの靴下じゃなくて、実は健康にもいいらしく（だからこそ見本市に出しているわけですが）、血行を促進して姿勢まで良くなるとのこと。特に糖尿病や外反母趾にも効果があると聞いて、「見本市のスタンドで一日中立っている通訳の仕事で疲れる足にいい
シングルマザーとして再出発することになったアラカン女性が、生活の安定と自信を取り戻すために、フリーランスの仕事に加えて、時短で会社員として働くことになった話をします。 新しい職場での経験や感じた誇りや、逡巡する気持ちを中心に。 季節によって収入が変わるフリーランス通訳業務と独立採算制のはざまで シングルマザーとなった私は、経済的な理由から固定給が必要だと強く感じるようになりました。 私は通常、フリーランスで英語＆ドイツ語の通訳として仕事をしています。 それに加えて、とき
はじめに：なぜ「物語」なのかあなたは、「ヒーローズジャーニー」という言葉を聞くと、どのようなイメージが浮かびますか？ 冒険や困難に立ち向かう勇敢な主人公の姿を思い浮かべるかもしれません。 しかし、この構造は物語だけでなく、ビジネスや個人の成長にも応用できる普遍的なフレームワークです。 この夏、お近づきになった、法政大学の姜教授が「戦隊モノやアニメが子どものやり抜く力＝GRITを育てる！」と題して、ヒーローズジャーニーについて記した投稿に触発され、私もビジネスコミュニ
映画「Mr. and Mrs. Smith」（2005）とTVシリーズ「Mr. and Mrs. Smith」（2023）の比較レビュー 概要 この記事では、2005年に公開された映画「Mr. and Mrs. スミス（原題：Mr. and Mrs. Smith）」と、2024年にAmazonプライムで配信された同名のTVシリーズを比較し、それぞれの作品が持つ特色と、時代の変化がエンターテイメントにどのような影響を与えているのかを探るとともに、自分自身のパートナーシップの
私とシュテファンがパートナーとなって22年が経ちます。 その間には、愛もあれば摩擦もあり、二人で数えきれないほどの時間を共有してきました。子供二人にも恵まれました。 南の島のヤシの木の木陰でハンモックに揺られながらビールを飲むのが最高の幸せ！というシュテファンの希望で、夏はたいてい家族で南欧の海外で休暇を過ごしました。 その楽しい休暇を過ごすために、それ以外の時は、顧客や上司に対していろいろ不満をいいながらも、9時から6時までIT系の会社で真面目に仕事をするシュテファン。
最近、「Hope Springs」という映画を観ました。(邦題は「31年目の夫婦げんか」らしいのですが、この作品のロマンチックな要素が全く感じられないので、本稿では使用しません) メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズが主演するこの映画は、30年以上も結婚生活を共にした夫婦が、失われた「愛」を取り戻そうとする物語。 まさに大人のロマンス映画であり、結婚生活のリアルな側面がたっぷりと描かれています。 映画の中で描かれる夫婦の距離感、言いたいことが言えないもどかしさ、
平凡な主婦が一夜にしてマフィアのボスに！？ アメリカの実力派女優トニ・コレットと、イタリアの至宝モニカ・ベルッチが夢の共演！ 映画『マフィアママ』は、そんなことありえないでしょ、という非日常な状況を、ユーモアとスリルが満載のエキサイティングな冒険を織り交ぜて最後まで息もつかずに突っ走るパワフルな作品。この映画を見れば、あなたも日常を忘れて、危険とロマンスが交錯する異国の世界へと引き込まれること間違いありません。 あらすじ 平凡な主婦クリスティン（トニ・コレット）は、幼少時
SF映画好きの皆さん、特に40代以上の映画ファンにお届けしたい一作があります。それは、ティム・バートン監督の異色作『マーズ・アタック!』です。 1996年の公開当時、斬新なビジュアルとブラックなユーモアで話題をさらいました。 今回は、この映画の魅力と、映画を見て思い出す日常のエピソードについてご紹介します。 あらすじ『マーズ・アタック!』は1996年に公開されたティム・バートン監督のSFコメディ映画です。この映画は、突然地球に襲来した火星人たちと、彼らに立ち向かう地球人た
先日、アマゾンプライムで『マイ・ファニー・レディ（原題：She's Funny That Way、2015）』を視聴しました。 この映画で主役を務めるのは、英国の美人女優イモージェン・プーツ。 過去に『ペーパームーン（Paper Moon、1973）』や『マスク（Mask、1984)』などの話題作を世に問うたピーター・ボグダノヴィッチ監督の久しぶりの作品に主演する彼女は、演技力もあり、女優志望のコールガールという役どころをはつらつとこなします。 しかし、正直なところ、主
2012年、ドイツでは政治の世界での小さな言い間違いが、大きな笑いにつながる出来事がありました。 FDP（自由民主党）の党首、フィリップ・レスラー（Philipp Rösler）氏が政敵である緑の党を批判する中で、意図せず面白いミスを犯してしまったのです。 ドイツの政界で言い間違いが起こした騒動 党大会の演説中、レスラー氏は緑の党が推進するさまざまな禁止事項を批判しました。具体的には、プラスチック袋や屋外ヒーター、タバコやスイーツの広告禁止などが挙げられました。 しかし、
一映画ファンとして、心を痛める出来事（複数形）が起こりました。 この出来事について私の考えはまだまとまっていないのですが、できればより多くの人に知ってもらいたいと思い、筆を執ります。 心を痛める出来事、それは2024年3月10日に、アメリカはハリウッドで行われた、第96回アカデミー賞の授賞式でのことです。 まず最初のインシデントです。 助演男優賞に選ばれたロバート・ダウニーJr.が、前年度の受賞者であるベトナム系アメリカ人男優のキー・ホイ・クァンから栄えあるオスカー像を受
#note書き初め #オンライン講座作成 #ChatGPT 目次2024年の抱負の概要 2024年の目標達成の理由 目標達成のための具体的なアプローチ 目標達成に向けた期間と計画 2024年の抱負 結論 こんにちは。ドイツ在住30年の映画好きなビジネスコミュニケーションコーチ｜海外ビジネスコンサルタントの神谷ちよです。 2024年の抱負を、テーマを指定してChatGPTに書いてもらい、添削して書き上げました。 2024年豊富の概要 2024年、私の抱負のひと
映画『ラジオデイズ』をご存知ですか？ 後の映画は、ウッディ・アレンが監督し、1940年代のニューヨークを舞台にした、ちょっぴりレトロで懐かしい感じの作品です。 ニューヨークに住む大家族の一員として生きる1人の少年の視点で、その日常生活が語られますが、それと並行して、ラジオに関連した当時のニューヨークのエピソードなども語られます。 このラジオにまつわるエピソードの部分は、特にビジネスコミュニケーションに関心を持つ方にとって、興味深い教訓を含んでいます。 サリーのキャリア
シーズン1全体の感想： オーストラリアのコメディドラマ「ウルフ・ライク・ミー」（2022）は、アマゾンで配信中のシリーズで、全6話各30分の爽快なエンターテイメントです。 テンポが非常に良く、思わず一気に全話を見てしまう、楽しむことができました。 このドラマの魅力は、なんといっても満月の夜にオオカミに変身する主人公メアリーと、シングルファーザーであるゲイリーとのラブロマンスコメディの組み合わせにあります。 主役のカップルをアイラ・フィッシャーとジョシュ・ギャッドが好演し、
コミュニケーションスタイルを意識するとは？ よく、コミュニケーションは人間関係の基本と言われます。 「なぜわかってくれないの？」 「どうして伝わらないのだろう？」 という現象は、 実は、人と人のあいだのパターン化した関わり方のスタイルが原因で起こるということをご存じでしょうか？ ある人とは、時間も忘れてしまうほど話が盛り上がるのに、 別の人とは、ふたことめには沈黙のしらけ鳥（死語！？）が飛んでくる・・・ そんなことはありませんか？ そもそもコミュニケーショ
