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ゼロ秒思考・頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

赤羽雄二さん著書のゼロ秒思考の書きだしはこの一文。

「一生懸命考えているつもりでも、実際は立ち止まっている人が意外に多い。」


前に進まないあるいは空回りをする

  • 気になることがあると頭がうまく働かず考えが深くならない

  • 行ったり来たりで結論を出せず、時間をかけても堂々巡りになる


ゼロ秒思考のやり方は、
頭に浮かぶことを次々とメモに書くこと

かかるお金がA4のコピー用紙代くらいでほとんどかからず、わずか3週間ほどでかなりの効果を体感できる

たったこれだけ


一部の優れた人は高速で判断し、大きな成果を出します。素晴らしいスピードで情報収集をし、意思決定をしてアクションに移していきます。なぜ優れた人は、即決即断できるのでしょうか?


それは、普段からその問題について考え続けているからです。

必要な情報収集も怠らず、常に感度高くアンテナを立っているのです。そういう臨戦態勢にいつもいるため、どんなことに対してもすぐに仮説立て、検証に進めます。このような思考の質とスピードがものすごく高まった状態。それがまさに、著者の言う“ゼロ秒思考”です。

モヤモヤとした気持ちをその場で言葉にし、考えを深められるようになると、思考はどんどんスピードアップして、生産性は数倍〜数十倍に上がるでしょう。さらに、課題が整理され、問題点の本質がすぐに見えることで、本質的な解決策とそのメリット/デメリットがすぐにわかるようにもなります。

具体的には、A4用紙を横置きにして1タイトル1ページで、1行20〜30字の箇条書きを4〜6行、1分以内に書くというシンプルなものです。

なぜ20〜30字かというと、端的かつ具体的に書くことができる文字数になるからです。

毎日何かしらについて10ページ、すなわち毎日10分だけメモに時間を使うことに。この方法で頭に浮かぶ疑問やアイディアを即座に書き留めることで、頭がどんどん動くようになり、思考だけでなく気持ちも整理されるようになります。

また、これを3週間〜1ヶ月続けると、1ヶ月前にはモヤモヤとしていたものが、言葉として明確に浮かび、アイディアが次々と出てくるようになります。備忘録的なメモ書きを続けるよりも、早く言葉が湧いてくるのです。さらに数ヶ月続けると、瞬時に全体像が見えるようになり、“ゼロ秒思考”に近づくことができます。

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