『記憶あり甘すぎた夜店の飴の』

この甘さに覚えがある。そう思った瞬間、記憶の底の底で何かがかちりと音を立てて、波紋となり、ゆっくりと体中に広がっていった。あの夏の林檎飴のような、甘すぎて、忘れてしまいたかったけれども、捨て去ることができなかった、思い出。

(季語夜店・三夏)
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亀山こうき/俳句の水先案内人
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