ミラーレス一眼カメラでの花火の撮り方
花火が撮りたい!そんな思いに突き動かされたはいいが、
うまく撮れず挫折した人は、私を含め多いはず、、
そこで、趣味の一環として行っている写真撮影の中でも、
今回は花火の撮り方についてネットで調べ、
自らの撮影に落とし込み、
実践した効果の程を投稿したいと思います!
私はSONYの場合の解説になりますが、
他の機種の方でも参考にはなるかと思います。
⓪お家で事前準備する
これがもしかすると一番大事かも笑
動画を見て大体わかったから、
現地で設定とかしよ~とか思っていると、
必ず何かしらわからないことや、
忘れ物に気づくので、必ず、
おうちで事前準備しましょう笑
①モードダイヤルを『M』にする
S,A,M,Pなど表記されているモードダイヤルをカチカチし、
『M(マニュアル)』に合わせる。
マニュアルとは、
・シャッタースピード
・絞り値(F値)
・ISO(感度)
これらを自由に自分で決めます!というモードです。
例えば、車でもマニュアルとオートマがありますよね。
マニュアルは自分でギアを変えるタイミングをいじりたい!
オートマは機械にお任せ!
という感じで、
カメラも似たような意味合いです。
A(絞り優先)、S(シャッタースピード優先)モードは、
普段であれば便利な機能ですが、
条件に合わせて数値を微調整をする必要がある
花火や夜景、星景の撮影では、
むしろ勝手に数値が変わってしまって
不便になってしまうということだと思います。
あと、後ほど出てくるBULBという機能が、
Mモードでないと使えないようです。
カメラって奥が深いですねえ笑
②フォーカスモードを『MF(マニュアルフォーカス)』にする
今度は被写体、今回であれば、
花火にピントを合わせる必要があります。
この時、オートフォーカスとマニュアルフォーカスが
設定できます。
一般的な携帯のカメラはオートフォーカスで、
ピントが勝手に合ってくれるのが
わかってもらえるかと思います。
マニュアルフォーカスはそのピント合わせを、
手元のレンズのフォーカスリングという
グリグリを回すことでやっていこうという設定です!
なんかファインダーを覗きながらフォーカスを合わすのって、
カッコいいですよね!笑
③ピントはマニュアルで奥のものにピントを合わせる!
花火が上がる地点に近い目印になるようなものに
ピントを合わせます。
レンズのフォーカスリングをくるくる回して、
合わせましょう。
目立つものがない時は、
無限遠(一番遠く)より少し手前
で狙って、花火の初めの数発を実際撮ってみて、
微調整をしてみましょう!
スターマインやフィナーレに向けて、
最適な設定に微調整し、最高の一枚を
探り当てましょう!
失敗を楽しむことが大事だと思います!
④F値は11~16にする
花火の明るさによって、
花火が明るければ、より暗くなるF16側、
花火が暗ければ、より明るくなるF11側で撮影する。
これをすることで
花火にピントが合う範囲が広くなり、
発射位置や花開く位置が一定しない花火でも
ピントを合わせることができます。
⑤シャッタースピードの設定をBULBにする
シャッタースピードのノブを回して、
よりシャッタースピードが遅くなる方に回していくと、
30というところまで来ます。
そこから一つ先にBULBという文字が出るので、
それにします。
ただ、SONY公式サイトによると、
以下のような設定を途中ですると、
BULBが出てこなくなるようです。↓
サイレント撮影
[シャッター方式]が[電子シャッター]
インターバル撮影
[ドライブモード]が[連続撮影]、[速度優先連続撮影]、[セルフタイマー(連続)]、[連続ブラケット]
オートHDR
[ピクチャーエフェクト]が[絵画調HDR]または[リッチトーンモノクロ]
マルチショットNR(ノイズリダクション)
スマイルシャッター
これらを一つ一つ一旦元に戻すなどして、
試してみましょう!
自分の場合は、なぜかF値が小さい数値だと
BULBが出てこなくなりましたが、
F値を13あたりにすると、出てきました。
一体あれは何だったんでしょうか。。
謎です笑
⑥ISOは100程度
ISOは取り込んだ光をどれだけ増幅させるか
という値のようなので、これが高いと、
白飛びしてしまって残念。。
ということになるので、
100程度の低い値にするんだと思います。
⑦三脚とレリーズが必須!
いきなりですが、
丈夫な三脚と、レリーズ(リモートレリーズ)という、
ボタンを押すと、カメラに触らずにシャッターを切ってくれる、
集合写真とかでカメラマンが押しているあれ、
が絶対に必要です。
三脚で手振れをシャットアウトし、
(なので余計な手振れ補正は『切』にします。)
レリーズでさらに、
シャッターを押す時のブレすらも
シャットアウトしていきます。
うーん、完璧。
これによって、
解像度の高い鮮明な花火が手に入るわけですね。
やったー笑
自分は初めて花火を撮りに行った時、
カメラを三脚に固定する土台の留め具(台座、プレート)と、
レリーズを忘れたので、
カメラを三脚に乗せることができず、
ブレブレ過ぎて
全く撮影できませんでした笑
まさに、
何の成果も!…上げられませんでした!!(´;ω;`)
状態でした笑
⑧三脚使用時は基本、「手振れ補正」は『切』にする!
これはさっき書いた通りです!
三脚使用時は誤作動を起こすことがあるのでOFFにします!
余計な補正はむしろブレを引き起こすということです。
過保護な親は子供の性格をブレさせてしまうのと似ていますね。
…ん?笑
⑨打ちあがるのが見えると同時にレリーズを押し、花火の線が崩れて消え始める時に離す
打ち上がるのが見えると同時に、
レリーズを押し(レンズを開く)、
花火の線が崩れて消え始める時に離す(レンズを閉じる)
とうまくいくようです。
花火の途中に違う場所に花火が上がった場合は押し続けられますが、
花火が同じところに重なる場合はレリーズを離します。
光が強すぎて白飛びしてしまうようです。
白いキラキラが出る花火は特に白飛びしやすいようですので、
連続で上がっても重ね過ぎないように注意します。
⑩ノイズリダクションはOFF
これは、シャッター開いた時間=レリーズを押していた時間
の分だけ、ノイズリダクション処理のメッセージが
表示され、その間は撮影ができないため、
大事なシャッターチャンスを逃してしまうため、
OFFにしておきます。
とにかく数を撮って、
その中で良いものが撮れればラッキー!
位のマインドが良いと思うので、
できる限り撮りまくりたいですもんね!
以上のようなことを注意して、
何回か撮ってみて下さい!
自分も今度やってみます!笑
あと、24mmとか広めの画角のレンズで撮ると
たくさん花火が入ってキレイかもしれません。
逆に望遠で撮ると迫力があり、
超遠くから超望遠で撮ると、
なんかプロみたいなものが撮れそうですよね笑
自分のように、花火を見るついでに~
位のユーザーにはハードルが高いかもしれませんが笑
その時の場所や見え方にもよるので、
色々な画角のレンズ、ズームレンズを用意しておくのも
良いかもしれませんね。
後ろの人の邪魔にならないような
場所取りをして、
夏の風物詩の一つの楽しみ方として、
カメラでの撮影を楽しみましょう!
それではまた!