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非加熱長期熟成天日塩とクエン酸とソーダ水

これまでの『塩の真実』のマガジンで非加熱長期熟成天日塩の素晴らしさを書いてきました。

塩の最も重要な働きは、体内に入って溶けてナトリウムイオンとなり、全ての細胞に栄養分を送り込み、細胞内のミトコンドリアで活動エネルギーを生むことです。

この仕組みを共輸送体(シンポーター)と呼んでいます。

栄養分が活動エネルギーに変わった後は、必ず燃焼カス等が発生します。

これが老廃物であり、そのままだと老廃物が細胞内に溜まってしまい、細胞に悪さをして健康に害を及ぼしてしまいます。

そうならないように細胞内に入り込んだナトリウムイオンは、次に役割として老廃物にくっついて細胞外に運び出します。

この仕組みを、カリウム・ナトリウムポンプと呼んでいます。

さらに細胞外に運ばれた老廃物は、不要物として静脈を通じて排出器官に運ばれ、尿や便、汗となって体外に排出されます。

細胞内に運ばれた栄養分とならない物質(成分)、悪さをする毒等も同様にナトリウムイオンによって細胞外に運ばれ、体外へ排出されます。これをデトックスと呼んでいます。

非加熱長期熟成天日塩以外の塩だと、体内に入ってから溶けにくいため、溶けなかった一部の塩自体が老廃物となり、体内に悪さをしかねないのです。この結果、高血圧等の弊害を起こしていると考えています。

塩の摂りすぎが高血圧を産んでいるのではなく、質が劣る塩を摂り過ぎることが高血圧等の健康への害を及ぼしている原因ではないかと考えています。

善い塩はそれなりに摂らないと、細胞活動が弱くなり、それこそ健康を害したり、老化が早まったりすると考えています。だからこそ、非加熱長期熟成天日塩を摂るべきなのです。

それでは、非加熱長期熟成天日塩だけ十分に摂っていれば善い健康が維持できるのでしょうか?

もちろんそうではありません。

ナトリウムイオンは、活動の源である栄養素分を運び、老廃物を排出する役割です。

各細胞が十分な活動エネルギーを生みだすためには、相応の栄養分を摂ることが前提なのは言うまでもありません。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

今回は、前述内容を前提として、非加熱長期熟成天日塩のより効果的な使用方法をご紹介したいと思います。

非加熱長期熟成天日塩は、通常の御塩と同じように普通に料理に使用して構いません。現代社会の常識である減塩を意識せず、やや多めに使用しても構いません。

通常の料理での使い方以外では、非加熱長期熟成天日塩の使用方法は、クエン酸と一緒に摂ることです。

クエン酸とは、みかん、レモン、梅干等にたくさん含まれる酸っぱい成分です。

何故、クエン酸と非加熱長期熟成天日塩を一緒に摂るのが善いのでしょうか?

それは、冒頭に書きました共輸送体(シンポーター)と関係しています。

ナトリウムイオンによって細胞内に運ばれた栄養分は、細胞核内のミトコンドリアにおいて、クエン酸回路というエネルギーを発生する生理的仕組みによってエネルギーに変えられます。

クエン酸回路には、10段階の生成反応があります。

①オキサロ酢酸+アセチルCoA(コエンザイム)
クエン酸
③アコニット酸
④イソクエン酸
⑤オキサロコハク酸
⑥ケトグルタル酸
⑦スクニシルCoA
⑧コハク酸
⑨フマル酸
⑩リンゴ酸

<クエン酸回路のイメージ図>

①オキサロ酸+アセチルCoAがクエン酸回路のスタートとなっていますが、この反応で生み出される生成物がクエン酸です。

オキサロ酢酸は、その前段階でピルビン酸から生成されるのですが、ピルビン酸の元はグルコース(ブドウ糖)です。

グルコースは、穀物、果物に含まれている糖分です。糖分によってクエン酸回路が動き出すと言っても善いのです。

グルコース(糖分)が①オキサロ酸+アセチルCoAによってクエン酸に変えられ、そこから②-⑩の反応に順次繋がり、ATPエネルギーを生みだします。

クエン酸回路の反応が①-⑩を一周することで細胞内にエネルギーが生み出され、細胞活動の集合が、我々の活動になっています。

グルコース(ブドウ糖)を摂ることは、とても基礎的で重要なことなのですが、クエン酸を直接摂ればグルコースからピルビン酸⇒オキサロ酢酸+アセチルCoAの段階を省けて効率が善いのです。

従って、疲れた時や激しい運動をした後等に、「柑橘類や梅干を食べると善い」と言われるのは、糖分を摂る(①の前段階のピルビン酸からスタートする)よりも、クエン酸の元となる酸っぱい成分が豊富な柑橘類や梅干を食べることで②クエン酸からスタートし活動エネルギーを早く生むことが出来、疲労が早く回復するからです。

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さらに、柑橘類や梅干等を食べてクエン酸を体内に摂り込む際に、同時に非加熱長期熟成天日塩も一緒に食すれば、より疲労回復が高まります。

クエン酸回路の速度効率化と、ナトリウムイオンの共輸送体(シンポーター)がシナジー効果を生み、エネルギー効率が高くなり体力回復がより早くなるからです。

非加熱長期熟成天日塩で作った梅干なら、梅干の中に非加熱長期熟成天日塩とクエン酸が含まれているので、一石二鳥なのです‼

ただし、クエン酸の水溶液は弱酸性なので、柑橘類や梅干を一気にたくさん摂りすぎると体内のpHが酸性化します。

体内の正常なpH7.35~7.45(中性から少しアルカリ性より)と言われています。体内が酸性の状態になったままだと、細胞が酸化され老化しやすくなるという弊害が生じます。

そこで、クエン酸をたくさん摂る場合は、酸性のpHを中和するアルカリ性炭酸ソーダを一緒に摂ることが重要なのです。

食用の重曹を水に溶かしたのが炭酸ソーダです。

つまり、『非加熱長期熟成天日塩+クエン酸+炭酸ソーダ』の組合せ飲料水は、疲労回復に非常に高い効果があるのです。

従って、レモンソーダやレモンサワーにソルトインダイヤモンドを初めとした非加熱長期熟成天日塩を入れて飲むと、疲労回復し気分爽快になるのです。

※300mlの柑橘系や梅干ソーダ水であれば、ソルトインダイヤモンドを5~10粒入れて飲んでみてください。

非加熱長期熟成天日塩で作った梅干を、ソーダ水に入れて飲めば手っ取り早いです。

是非お試しください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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類似品にはくれぐれもご注意ください。悪質な不法行為には製造元により、然るべき対応がなされます。





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