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トライタイプ461はこんな感じです

エニアグラムでは、トライタイプという概念があります。
どうしても自己診断が難しかったため、以前有識者の方に診断してもらったことがあります。
その結果が、トライタイプ461でした。(416の可能性もあります)

トライタイプ461がどのような感じの人なのか、個人的な例を用いて書いてみたいと思います。


■ホーナイの法則による違い

ホーナイの法則によると、
エニアグラムのタイプ4は遊離型(集団から離れ、自分のペースでやっていきたい)
タイプ1とタイプ6は追従型(集団に属したい気質)に分類されます。

※ちなみに、ホーナイの法則による分類はこんな感じです。
遊離型→タイプ4,5,9
追従型→タイプ1,2,6
主張型→タイプ3,7,8

私はメインのタイプが4であるため、本来は周囲との関わりを避ける傾向があり、マイペースでいたいのですが、
サブタイプが1と6であるため、「そうは言っても周りの空気を読んで、集団や組織、社会に順応しなければ」という思考が働きます。

このため、自分の心の中でタイプ4と1,6とで心の中で拮抗しているような感覚になることがよくあります。


◾️トライタイプ461の特徴について

個人的な経験に基づく、トライタイプ461の特徴は次のような感じです。

・普段はタイプ4の特徴を抑圧している(共感性や、人の心を深く観察することなどは使っています)
・職場では、タイプ6や1のような思考になっている
・客観的に見るとタイプ4には見えず、タイプ6や1に見えやすい
・真面目ですねと言われることが多い
・組織の風習やルールに、自分を合わせることが苦ではない
・本当に心を許した人以外にはタイプ4の特徴を見せない(見せてはいけないし、無意識に抑圧されるイメージ)
・友達にも「スタンダードな自分」しか見せられない(タイプ4の特徴を隠し、スタンダードな自分を演じているような感覚)
・プライベートは周りに知られたくない(客観的なイメージと、自己イメージが違いすぎるため)
・仕事が終わって安全な場所へ行くと、自分に戻った感覚がある
・自宅と職場(もしくは学校)でのキャラの落差が本当に激しい
 (心を解放できる場と、きちんとしなければならない場)
・淡々としているように見えるようですが、感受性の強さにより心の中は結構大荒れだったりします(外に表現することは難しい)
・タイプ4の方は表現力がある方が多いようですが、表現は苦手です(硬くなりがち)


◾️トライタイプ461の問題点と、気をつけていること

トライタイプ461の特徴を挙げてみました。
このような特徴により問題となるのは、
「自分が本当は何をしたいのか、よく分からなくなってくる」と言うことです。

普段はタイプ4の特徴を抑圧して、集団に馴染んでいるフリをして過ごしています。
このため、本来いるはずの自分が置きざりになっている…ということが、これまでの人生で何度かありました。

気をつけていることとしては
仕事以外で表現の場を持つ、ということです。

タイプ4は芸術やクリエイティブな仕事が合っているとよく聞きますが、実際にはそのような仕事を希望したり、実際に就いている方は結構限られてくると思います。
私も一般会社員として働いています。

しかし、タイプ4と芸術はやはり親和性があり、言葉にできない思いをインプット・アウトプットしたりすることはとても大事なことだと思います。
何というか、実務的なことばかりしていると、文字通り、何で生きているのか分からなくなってくるんですよね。
私もジャーナリングを紙のノートに書いたり、このnoteで記事を書いてみたりの他、芸術で自己表現できるような趣味を持っています。

それで何とか、現実的・実務的な自分と、本当は表現したい・内省的な自分を日々往来しながら生きています。

■最後に

前回に引き続き、トライタイプについて書いてみました。
またエニアグラム関連について、考えたことを書いてみたいと思います。

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