タイプ4と鬱状態
鈴木秀子さんの著書『9つの性格』によると、タイプ4は頻繁に鬱状態を経験することがあるようです。
病気の鬱病ではなく、過去の過ちを悔いて一時的にですが気が滅入ったり、深い悲しみに暮れたり、心を閉ざしたりすることです。
これでもか、という位に心は底の底まで落ちていきます。
病気の鬱病のように食欲低下や不眠などの症状は出ませんが、単なる落ち込みよりも深いレベル、というイメージです。
私はタイプ4なのですが、何かの出来事をきっかけに鬱状態になることは度々あります。
でも大体次の日には雨上がりの晴れた朝のように、また(心が)新たな一歩を踏み出していると言う感じです。
破壊と再生を繰り返している、という感覚に近いかもしれません。
今ではこのような状態にになることも、自分のパーソナリティの1つだと受け入れています。
ただ、一昔前に比べると鬱状態になる頻度も、鬱状態になっている時間もかなり減ってきました。
色々と失敗を重ねた上で今は自分が落ち着く環境に身を置くことができていることや、人生経験と共に鬱状態になった時に這い上がる方法が分かってきたことが影響しているのかなと思います。
鬱状態の時は元気はないかもしれませんが、深い悲しみを味わっていると言う点では、タイプ4にとって無くてはならない時間なのかもしれません。