(27)地獄の謝肉祭
本日の懐かしのホラー映画は、「地獄の謝肉祭」(1980)。
ベトナム戦争の極限状態の中で、食人行為を行ってしまった兵士が帰還後に食人癖が再発。
劇場でいちゃつくカップルに嚙みついた事を発端にして、近くのショッピングセンターに籠城します。彼の上司であるノーマンが説得の末、彼を投降させる事に成功しますが、その後に起きるパニックのほんの"序章"に過ぎなかった・・・。
この作品の食人癖は、噛みつかれると「伝染」する為、ゾンビの様にネズミ算式に増えて行きます。
警官や病院のスタッフも感染して、周囲の人々を襲う様になります。
主人公ノーマン自身も、ベトナム戦争時代 部下に噛みつかれていた為、食人癖が目覚め、彼らと行動を共にする様になります。彼らが迎える結末は・・・。
小学生の時、町の図書館で読んだホラー映画の本に載っていた1作なので、タイトルだけは記憶にありました。
学校の音楽の授業で「動物の謝肉祭」の話が出た時も一人頭の中で「地獄の謝肉祭」が浮かんでいたホラー少年でした。(笑)
実際本編を観たのは、高校生になってからです。
地元のレンタルビデオ屋にはなかったので、隣の市にあるレンタルビデオ屋でようやく観る機会を得ました。
DVDがリリースされた時も喜んで買いましたね。
待てなくて、輸入盤Blu-rayにも手をだしてしまった位です。😂
今は、キンレコさんからも発売されているので、誰でも気軽に観れる様になりました。
ジャケットは、輸入盤Blu-rayのものが一番気に入っています。
サントラは長年リリースされていませんでしたが、2019年にCSCからめでたく発売。
(嬉しくて、2枚買いました。♪)
ラストにも流れるJANEが切なくて素晴らしいのです。😭
ジェーンは、ジョン・サクソン演じる主人公ノーマンの奥様の名前です。
ただ、CSCレーベルって、ジャケットのセンスがなく、映画を象徴する様な名場面でもないのをジャケットにしちゃうんですよね・・・。
これじゃ、何の映画のサントラか判ったものではないです。🤣
(「パニック・アリゲーター」も鰐があんぐり口を開けているシーンでしたし。)
大好きな作品のサントラゆえに、そこが残念なポイントでした。
とても、素晴らしい1枚である事は間違いないです。
映画本編も、ゾンビ系が好きな方には、オススメしたい1作です。