⚫️アイズ
本日の懐かしの映画は、「アイズ」(1978)。
フェイ・ダナウェイ&トミー・リー・ジョーンズ主演のサスペンス映画です。
前衛的な写真家である主人公ローラ・マース(ダナウェイ)は、知人が殺害される不吉な夢を見ます。
その夢は現実のものとなり、ローラの写真展の初日に知人の訃報を知らされる事になります。
その後もローラに所縁のある人物が次々と殺害され、彼女は直前になると、被害者が襲われる幻覚を見る様になります。
殺害方法は、ローラの写真の構図と全く同じである事から、彼女に執心している誰かである可能性が高い。犯人は・・・。??
トミー・リー・ジョーンズ(若い!)は、事件を捜査する刑事と言う役どころ。
個人的にローラ・マースにも関心がある様で、写真展にも顔を出しています。また、ローラの仕事関係者役で、ブラッド・ドゥーリフも登場。
その後を占うかの様な"怪演"を見せてくれます。😆
さらに、本作品の原案・脚本は、あのジョン・カーペンターが担当。
ドゥーリフとカーペンター監督が関与しているって、ホラーファンからしたら観るしかないでしょう。?って作品なのですが、日本ではVHS止まりとなっているのが、実に勿体ない。😭
オープニングとエンディングに流れる主題歌を歌っているのは、バーブラ・ストライサンド。
中々ドラマチックな主題歌を歌いあげています。
全編ニューヨークロケを慣行したと言う事で、1970年代のニューヨークの雰囲気を味わう事が出来ます。
ローラの被写体となるモデルは、当時活躍したモデル達が特別出演。
フェイ・ダナウェイの磨きがかかったカメラマン役も相俟って、リアリティある内容に仕上がっています。
1点残念だったのは、ローラが見る幻に関しては、特に解明されないまま、幕を閉じてしまう点です。
「I SEE DEAD PEAPLE」と囁いた某作品の少年の様に、限定した内容を予知する能力を持っていたのかも知れませんね。( ´艸`)
(そこは、観る人の想像にお任せって事で・・・。)