母から貰った”ことば”を思いだして今日も仕事へ行く
20歳から大学を卒業するまでの間
わたしは1年の休学期間を挟んでいる。
特に何か目的があったわけではなく、ただ心が沈んでとにかく休みたいときだった。
その時の気持ちは、ずっと長く付き合っている恋人にも話をすることができなかったし
言えなかった。
昔から、考えすぎてしまう自分と考えていることと言葉にすることの距離が遠くて悩むことが多かった。
そんな時に、母に「1年、おやすみしたいかもしれない」
そう話すと
理由も聴かず、
「水の人生なんだから、自分の思うようにしなね」そういってくれた。
それから1年
休学中のことは割愛するけれど
なんとか、大学に復学をして就職先が決まり、今年度の4月から晴れて社会人としてスタートを切ることができた。
母とはずっと2人で暮らしていて
奨学金も使わずに大学に通わせてもらったことや生活面で諸々とてもお世話になった。
休学をした時に、社会のレールから外れてしまうかもしれない娘を心配しないはずがなかったと思う。
だから、とても感謝をしている。
その気持ちを言葉だけではなくて行動で示したくて
就職前の3月にアフタヌーンティーへ連れて行って、
そのあとに今までのお礼の気持ちのLINEを送った。
その時の母からの返信がなんだかとても救われて、わたしにはちゃんと応援してくれる人がいると思えた。
どんなに仕事で苦しんでも、この日のことを思い出して自分の心を支えていこうと思えた日だった。
今もこの文章を書きながら仕事に向かっている。
今日もがんばろう。背伸びをせず、自分の歩幅で
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