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第3章 11月5日 「ありのまま」

沢山の人がこの日記を読んで感想を言ってくれる。
そして、多くの人が「ありがとう」とか「よかった」と言ってくれる。
とても嬉しいと同時に少し、いや凄く恥ずかしい。
でも、覚悟して投稿を始めた。

もしかしたら、「そんなに甘くない」とか、「軽度だ」とか「甘い、弱い」とかそう思った人もいるかも知れない。
そんな覚悟もして投稿を始めた。

もちろん、幸せの形は人それぞれで望んで手に入るものではない。
僕は自分の幸せを他人に押し付けないし、人の幸せを羨んだり、妬んだりせず素直に「よかったね」「すごいね」と言える人間であり続けたい。困っている人がいたら助けたい。

人が人のことを思って思われるそんな世界がいい。
そんな世界なら僕みたいな人間も少なくなる。
甘いかな?そんな世界。
だから僕は怒ることが下手くそなのかも知れない。

このうつ病、パニック症への向き合い方も人それぞれだと思う。

もし、同じ境遇に立っている人の救いになればとも思うし、この投稿を始めること文字に起こすことが考えを整理する。これが僕が僕との向き合う方法で救いだった。
自分の生きていく方法だった。

何が伝えたいか?誰に届けたいのか?
確かに世間からしたら誰かもわからない人間の闘病日記なんて興味がないかもしれない。

でも、そんなこともうどうでもよくて誰かの為になるといいな。
拙くても、下手くそでも。
心の中に深く残って誰かの人生を救えたら。

だから僕は曝け出して、伝え、届けたい。

ありのまま。

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