刀剣乱舞〜禺伝 矛盾源氏物語〜
先月になりますが、舞台刀剣乱舞を初めて観劇致しました。
刀ステ!ですね!
刀ミュ!はまたいずれ。
刀剣乱舞の舞台はとても大きな人気のシリーズになっていて、役のまま音楽番組に出演するなど社会現象になっている!!と、思っているのですがなかなか観に行くきっかけがなく…。
今作はなんとシリーズ初のオールフィメール!
しかもメインキャストがすべて元男役の宝塚歌劇団OGの皆さんということで、これだ!!と初体験してまいりました。
OGメインキャストの皆様(敬称略)
歌仙兼定 七海ひろき
大倶利伽羅 彩凪 翔
一文字則宗 綾 凰華
山鳥毛 麻央侑希
姫鶴一文字 澄輝さやと
南泉一文字 汐月しゅう
光源氏 瀬戸かずや
ゲームをやり込んでいたり、シリーズ作品に詳しかったら、もっともっと楽しめたと思うのですが、そこは仕方ない!と割り切って。
初見の私にも初めましての刀たちの関係性が大まかにわかる脚本でした。ありがたいです。
刀剣乱舞の舞台といえば激しい殺陣!
全員女性という中で、男性キャストと同じレベルを求めた方にはわかりませんが、初見の私は殺陣シーンもとても楽しめました。
刀毎に戦い方があって太刀筋が違う。殺陣シーンが刀の自己紹介のようにも見えました。また、衣装や長い鬘の捌き方など、皆さん流石に優美で舞を舞っているように美しく感じました。
今回のストーリーは…
タイトルにあるように瀬戸かずやさん演じる光源氏が登場する『源氏物語』の世界。
この『物語』というのがキーで、話が進んでいくのですが…。
正直、私にはとても難しく感じました。
刀剣乱舞の世界観やこれまでの舞台をご覧になっている方はルールや設定が既存通り?だったかもしれませんが(ちょっとわかりませんが)、どうしてそうなっている?どういう目的?どうしたら解決する?等考えながら観ていたけど難しかった…。
私は源氏物語には詳しい方だと自負してるので、登場人物や元のストーリーについては問題なくわかるはずなのですが、逆に源氏物語あまり詳しくない人はこの展開で話を追えたのか!?と疑問に思ってしまいました。
ただ、シリーズの脚本を担っている末満健一さんは、他の作品(TRUMPシリーズ等)で拝見しているのですが、いつも緻密なストーリーを描かれているので、絶対脚本は破綻していない!綿密に作り上げられている!と感じられるので、早く私もこのストーリーが隅々まで分かるようになりたいな、と思いました。
登場人物たちについて。
流石宝塚OG、衣装の着こなしも、動きも、優美で美しい…と上記の通りなのです!
男声こ発声ももちろん問題ありませんし!願わくば、1回限りでなくオールフィメール版もシリーズ化してほしいナ〜と思ってます。
普段女優さんとして活躍している皆さんの久しぶりの男役、ファンの方々もとても楽しめたのではないでしょうか?
これは、セーラームーンミュージカルシリーズにOG様方が出演された時も感じましたが、宝塚歌劇等のレビュー以外でもオールフィメール劇があってもいいと思うんです!!
ステキですよね!!
刀剣乱舞シリーズファンの皆様の感想をたくさん聞いてみたいな、と思いました。
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