不登校は罪ではない。
禁止ルール
不登校時にゲームやお菓子を与えると「学校に行かない方が楽しい経験」をしてしまうので、禁止させた方が良い。
保護者や学校が不登校生にルールを強いることがあります。
不登校生の罪人化
ゲーム禁止、お菓子禁止、娯楽禁止。。。
これはよく考えてみるまるで「罪人」のような扱いをしていると言えないでしょうか。
刑務主に入れられて、自由を禁止された人間。
「私は罪を犯した人間、悪いことをした人間」
周りにそんな意識はなくても、無意識に圧力がかかります。その結果、学校に行かせる作戦なのでしょう。
禁止ルールの欠点
禁止作戦には欠点が二つあります。
一つ目は、学校に行くことが一時的に成功しても、根本的な問題解決には至っていないこと。
二つ目は、失敗時に本人が抱く余計な罪悪感が自己肯定感を下げ、状況を悪化させる可能性があることです。
居場所を探す旅路
不登校の気持ちを共有するのは想像以上に難しいものです。
だからそんな気はなくても簡単に周りは圧力を加えてしまいます。
けれど、彼らは
想像以上に現実に傷ついているのかもしれません。
皆が普通としている居場所に自分は居られなかったことに。
そんな彼らから、これ以上居場所を奪ってはいけません。
不登校は罪人ではありません。
居場所を失った旅人です。
周りの大人は、彼らを檻にいれるのではなく、
自由を与え、共に旅を楽しんでみてはどうでしょうか。
長い旅になるかもしれませんが、
新しい居場所を見つけらたとき物語は前に進み出すでしょう。