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“Part of Union / Strawbs”

[RADIO DAYZ] 1973 あの頃ラジオから流れていた懐かしい名曲を紹介します。

ストローブスは1964に結成されUKたロックバンド。当初はブルーグラスのバンドでしたが、その後様々なスタイルに変遷していたようです。デイヴ・カズンズ (G, Vo)、トニー・フーパー (G, Vo)を中心に活動し、一時期、あのイエスのキーボードとして有名なリック・ウェイクマンも在籍して、プログレッシヴなサウンドを演奏していた時期もあるようです。その後ソングライターのデイヴ・ランバート(G, Vo)が加入するなどメンバーチェンジの末にフォークロック調に転換し、1973年に6枚目のアルバム『Bursting At The Seams』をリリース。このアルバムからシングル・カットされたのが、この「Part of Union」です。

当時はもちろん歌詞の意味など知らずに、何だか勢いのある曲だなぁと聴いていましたが、この「Union」とはまさに労働組合のこと。「俺は労働組合員さ。会社に対して文句も言うぜ。何と言われようとも俺は労働組合の一員さ。権力の犬(スパイ)や、俺たちを搾取するような会社の規則には抵抗するよ。給料上げろとストライキだってするし、警察にだって堂々と組合員だと言うだけさ」(相当な意訳ですw)。何とも勇ましい活動家の歌でした。

サビの"You don't get me, I'm the part of union"というシュプレヒコールのようなコーラスとブリッジのホンキートンクなピアノが印象的です。一時期は非公式ではあるものの労働組合賛歌とされていたとか。UKチャートでは2位になりました。

このバンドの凄いところは、今でも活動が継続していること。2010年のデビュー40周年記念アルバムには、リック・ウェイクマン本人やその息子も参加して記念ライブも行われています。オリジナル・メンバーが亡くなる中で、2023年にはドキュメンタリー映画の制作に伴い新譜もリリースするなど、ちゃんと活動していることに驚いてしまいます。

このバンドのアルバムは全く未聴ですが、この組合ソングwは当時ラジオで聴いた曲として記憶に染み付いています。


夢中になってラジオを聞いていた頃の思い出をこちらでも語っています。

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