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”休日が楽しみになる昼ごはん”
料理研究家 小田真規子さんの本
たくさんあるご著書のなかの、1冊!
お友達でもないのに、私はなぜか「オダマキさん」と呼んでいる。
オダマキさんの本は、(たとえ作らなくて)ぱらぱらめくるだけでも心が軽くなる。読み進めるうちに「これ今度作ってみようかな~♪」と思わせてくれる仕掛けがたくさんある。
”1年365日のうち、平均120日は休日”
小田さんの本にあった言葉。
知らなかった。1年のうちで3分の1が休日なの???
「休日につくるご飯」というと、
特に昼ご飯は手を抜きたいというか、
テキトーなものでいっかー、というか
テキトーでいいからだれかにつくってもらいたい・・・とさえ思ってしまう。
しかし、休日が思っていた以上にあって、そこにごはん作りがあるとしたらできることなら楽しくさらりと作りたい。
この本は
「今度の休みの日に 昼ご飯つくるの楽しみだなー」と思わせてくれるように書かれている。
本の特徴① コトバ選びが絶妙!
小田さんご本人なのか編集者の方なのかはわからないけれども、この本に出てくるコトバたちが絶妙。
それらの言葉はこんなかんじ~
「昼ごはんは、冒険だ」
「けだるさが最高の調味料 昼下がりの釜玉うどん」
「おにぎりロシアンルーレット」
「背徳感の昼飲みサラダ」
文字面だけでもちょぴりわくわくしてくる?それはもうエネルギーをもらっている証拠だ!
本の特徴②パスタやオムライス、アレンジ力つきそう
パスタやオムライスのアレンジ数が半端なく載っていて
これだけあれば、ずいぶんとローテーションできる。
面白いと思ったのは、「チャーハン焼き飯アレンジチャート」なるものがあったこと。
「こってり対あっさり」と「ボリューム多め対少なめ」の2軸によっておすすめの具材が紹介されていて興味をそそられる。
本の特徴③ もう何も作りたくないときだってあることを責めたりしない、むしろ応援さえしてくれる・・・
私は「今日は台所立たない、というか家事は何もしないぞ!」という日を作っている。
そう決心するだけです!
明日はゆっくりしたいな~そんな時がある・・・
小田さんは「料理本としてはご法度」と言いつつも「パン、買っちゃいましょう!」と、そのパンと飲み物の組み合わせをご教示してくださっている・・・ゴッド・・・
私が特にテンション上がったのは、
あんぱん&シナモンミルクコーヒー
あんことシナモンて、合うらしい。いざ、挑戦!
![あんぱんとシナモンミルクコーヒー](https://assets.st-note.com/img/1728192696-D0toJecfYsdbCHSEMpQRZ239.jpg?width=1200)
シナモンミルクコーヒーは初めて作ったので(本には作り方は載ってなかったので適当に作ってみた)、今度つくるときはもう少しうまくできるといいな~という味だった。最初にシナモンの風味が来て、その後苦味がくるかんじ。コーヒーが強かったのかもしれない。
でもあんことシナモンは、絶妙だった。これをやらなきゃ人生損する。
あんぱんが、親しみやすい味から高貴な味に変身する。
これがあればとりあえず笑顔いっぱいになれる。
後日、パン屋さんで「珈琲アンパン」を見つけました。
あんこにコーヒーが入っていて、さらに生クリームもたっぷり入ったパン。
あんことコーヒーも合いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1728477220-4nBg8NYe2WivMRkVwyXTpuHC.jpg?width=1200)
「背徳感の昼飲みサラダ」
これからチャレンジしたいものとして記録しておきたい。
このタイトルだけでもうテンションが上がった。
これのために週日の仕事を頑張れそうないきおいだ。
「昼飲み用のワイン」として赤、白、スパークリングをおすすめしてくれていて、どれも手が届きやすいお値段。
ここでは「生ハムサラダに合うスパークリングワイン」、小田さんが紹介して下さったものをピックアップ。
”生ハムとフルーツを使ったサラダ”に合う4本のスパークリングワイン
4本すべて辛口のスパークリングワイン。辛口最高。冷えっ冷えでキレッキレのやついってみよ~!
↓イタリア産。こちら、りんごやラズベリー、花の香りがするそう。
↓スペイン産。生ハムやオリーブと相性がいいそう。
↓フランス産の2本。細かい泡が長く持つそう。
いつかのご褒美の時のために、背徳飲みする時のために、この中からワインを1本先にストックしておこうと思った。楽しみも一緒にストックされる。
ちなみに小田さんが紹介されていた赤と白のワインは、調べてみたらAmazonや楽天では売り切れになっているものがほとんどで、専門のワイン店HPにはあるようだった。もしワインのお店に行くことがあれば探してみたい。
肝心のサラダは、おしゃれで美味しそう・・・生ハムのサラダはフルーツも添えられているのだ。手作りドレッシングはオレンジジュースが入っていた。高級レストランのようだよー、わが家にはないかんじ。
「背徳感の昼飲みサラダ」は近いうちに決行してみよう。
これにチャレンジしてみた!
小田さんの本の中からチャレンジしたメニューを記録しておく。(写真撮っておけばよかった・・・)
ちらし寿司
大きな寿司桶にきゅうりやアボカド、おさしみ2種と卵焼きのサイコロカットを乗せるだけ。
のりと大葉、ごまをちらしたら、見た目豪華で充分なごちそうになった。
一番の労力は卵焼きを焼くこと。
すし飯はもちろん、すし太郎で!
すし太郎、わが家はまとめ買い。今日は作るエネルギーがないなーという時、子どもたちの食欲がない時などちょくちょくお世話になっている。
すし飯になるだけで、ごはんがワンランクアップしてみんなよく食べる。
万が一災害が起きた時の備蓄アイテムとしても余分にストックしていて、安心をもらっている。
野菜そば
日本そばに野菜の天ぷら・・、小田さんは「揚げ焼き」(少量の油を利用して揚げるようにして焼く)していた。
挑戦しようと思った日、わが家には日本そばがなかったので、そうめんで代用。冷蔵庫にあったナスやピーマン、オクラ、かぼちゃなどを揚げ焼きして乗せてみた。家族からは「うまい・・・」と大好評。(いつもは具のないそーめん&めんつゆだからというのもある・・・)
さいごになるが、小田さんのスタジオのホームページを見たら、こんな素敵な写真が・・・
トマト、キュウリ、キャベツの3種類の野菜が、切り方を変えるだけでこんなにもバラエティー豊かになるなんて・・・と感動。アート。美しすぎて心躍る。
![小田真規こさんのホームページ](https://assets.st-note.com/img/1728113541-aBheNitKD5H627FIG4MZ1RLd.png?width=1200)
私は上の段の左から3番目(きゅうりがピーラーされているもの)に挑戦してみたいな。
サラダとか、自分の切り方 飾り方って決まってきてしまうけれど、切り方を少し変えてみるだけでマンネリもなくなりそう。今日の夕食に試そうと思っていたら、いつもの癖でいつものサラダができてしまった。手が勝手に効率を求めて動いている。ほんのちょっとの心の余裕があればいいんだろうな。