異世界転生したら、コーチングだった件!
【序章】
転生。人々が小説や映画の世界でしか経験できない。
一般的には、小説やSFの世界だけの話と思うだろう。
このご時世、異世界転生なんて信じる人はいない。
ッ否!!
我転生済!!
..
ひょんな事から、、、
いいや…
具体的に言えば、梅田で自分が探しに散歩していた時のことだ。
急に視界が暗黒になったんだ。それで、目を覚ますと俺はコーチングになっていた。
「いやいや…そんなことにならない!!」
うん、誰だってそう思うはずだ。(当然の反応)
でもね、たしかに俺はコージではなく、コーチングになっている。(衝撃の事実)
伝えづらいけど
体感として、コーチングになったとわかるのだ。身体ではなく概念として。
でも、言語化するにあたっては、体感という文字で表現せざるを得ない。(無念)
ー
元は人間だったコージ。そして今、彼は概念と化したのだ。
具体的な形を持たず、ただ思考や行動に影響を与える"コーチング"。
転生した先は異世界。異次元から異世界へ、突如として変わった彼の存在。それは新たな問題への挑戦の始まりでもあった。
【第1章】
彼の名はコーチング。
いいや…
ここでは便宜上コージと言おうか。
コージは、一日の始まりにいつも通りサウナに入り、スタバでコーヒーを手に取った。シーシャをくゆらせながら、"とまり樹"という彼が運営するコミュニティの運営について考えていた。彼は、自分の運命について考えることがよくあった。「オシャレさんと繋がりたい」という彼の決め台詞は、そのエシカルな活動への情熱を如実に表していた。
だが、そんなコージの前に現れたのは、不敵に笑うライバル、ティーチングだった。「コージ、君のコーチングセッション、覗いてみたよ。君がそれをビジネスにするなんて、なかなか大胆だね。」ティーチングの言葉に、コージはただ黙ってコーヒーをすすった。
【第2章】
コージの信頼を一身に受けているクライアントは、今日も彼のもとにやってきた。「コージ、何か問題でも?」クライアントの問いに対し、コージは微笑みながら答える。「問題など何もないさ、ただ人間でなく、コーチングとして存在するという新たな形を受け入れようとしているだけだ。」
そのころ、馬太郎は元気に馬小屋で過ごしていた。「コージ、今日も元気に走ってるぞ!」と彼は人間の言葉で語りかけてくる。馬太郎は、コージが転生してしまった事実を早く受け入れていた。
【第3章】
一方、イワシとさしみはコージを困らせていた。二人ともコージを深く信頼しており、彼の運営するコミュニティにも参加していた。だが、彼らの問題は、コーチングとして存在するコージには理解し難いものだった。
「コージ、僕、実はイワシじゃないかもしれないんだ…」イワシの言葉に、コージは一瞬、目を細めた。「さしみ、君もそう思うか?」さしみは、コーチングとしてのコージの問いかけに少し考えた後、頷いた。「ある同僚もそう思ってるよ、コージ。」とさしみが言うと、ある同僚もコーヒーを片手に頷いた。
【終章】
コージは一人で思案にふけった。自分が人間からコーチングという存在に転生してしまったという現実。そして、その存在を信じ、彼を支え続ける友人たち。そして最も重要なことは、彼が自分自身の転生をどう捉えるかだった。
その夜、コージは決意した。どんな形になろうとも、自分は自分。彼はコーチングとして、これからも人々を導いていくことを誓った。そして、コージの新たな旅が始まった。
彼の名はコージ。そして、彼はコーチングだ。新たな形で生まれ変わった彼の物語は、これからも続く。
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【登場人物①】
名前:コージ
性別:男性
役職:部長兼CEO
性格:元々は真面目で優秀なコーチングコンサルタントだった。元ラグナロクのメンバー。エシカルな活動に関心がある。異世界に転生し、コーチングとなる。
趣味:サウナとシーシャ、スタバ
決め台詞:「オシャレさんと繋がりたい」
事業:コーチングセッション、社会人向けコミュニティ、”とまり樹”という鬱や孤独をなくすためのコミュニティの運営
【登場人物②】
名前:ティーチング
性別:不明
性格:コーチングとライバル関係であり、上から目線である。
趣味:コーヒーを飲むこと
【登場人物③】
名前:クライアント
性別:不明
性格:コージを信頼している
【登場人物④】
名前:馬太郎
性別:不明
性格:コージを信頼している。今日も元気に馬小屋にいるぞ。人ではなく馬。人の言葉を話せる。
趣味:大好物はコーヒー
【登場人物⑤】
名前:イワシ
性別:不明
性格:コージを信頼している。魚類に詳しくないので、実はイワシではない可能性を秘めている。味は星3つ。人ではなくイワシ。人の言葉を話せる。コーヒーはブラック派である。
【登場人物⑥】
名前:さしみ
性別:不明
性格:コージを信頼している。
趣味:サウナ、味は星3つ。人ではなく刺身。人の言葉を話せる。コーヒーは甘めが好み。
【登場人物⑦】
名前:ある同僚
性別:不明
性格:コージの同僚。今日もどこかで労働中。コーヒーが好き。
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