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【詩】きっと空のせい

わあっ
思わず声が出た
日の入り間近の綺麗な空だった

この空をあと何回
見ることができるんだろう

この道をあと何回歩くんだろう
この道は父も通った
何度もここを歩いて
遊びに来てくれた

両脇の木々は
知ってるんだろう
父が歩いた回数も
私が歩いてきた回数も
そう思うと黒い木々の影の中で
自分は小さいと思った

今日はそんなことを考えるくらい
広い空だった
きっとそのせい
ちっぽけな自分を感じるのは

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