【新学期】クラス替えをしたことがない僕
少しずつ暖かい日が増え、各学校では入学式が終わった頃でしょうか。
何やら新学期早々「クラス替えのやり直し」なんて物騒なニュースも飛び込んできました。
※教員を目指す立場としては耳が痛いニュース。。。
ここではそんな「新学期」について個人的な話をしてみます。
結論としてはタイトルの通りになるんですが
なんと僕は人生で一度もクラス替えを経験したことがないんです!!!
超田舎出身のレアケース
一般的には中学校や高校で数回経験するであろうクラス替え。
僕の出身は【超】が付くド田舎だったので
小学校の同級生13人
中学校の同級生13人(小学校のメンバーそのまま)
そして高校も一応?進学クラス的なところにいたので
1年から3年までクラス替えなし
というレアケースな学生時代でした。
※ちなみに小・中学校の同級生たちは高校でクラス替えをしてました。
そんな僕の正直な気持ちは
「一度はクラス替えしてみたかったなぁ。。。」って感じです笑
まあないものねだりになるんですけどね!
漫画やドラマで出てくるクラス替えは
仲の良い友達や好きな人と一緒になれたり、なれなかったり
笑いあり涙ありの定番シーンだったりします。
また僕の周りの友達が
「あの時のクラス替えでさ…」
みたいな話をしていると
今でも羨ましく思うことがあります。
クラス替えの意味
昨今、クラス替えを行うに至っては
いじめや不登校といった様々な問題にも考慮して
学校の先生方は各方面への配慮に相当な労力をかけておられることと思います。
そこでそもそも「クラス替えの意味って何だろう?」と僕なりに考えた時に
(教育現場でどのような意味付けをしているかは分かりませんが)
やっぱり一番には【新鮮さ】じゃないかなと思いました。
これってすごく感覚的な話にはなるんですが
結構重要なことだと思っていて
クラス替え特有のドキドキやワクワクだったり
新しい年度の始まりを心機一転迎える機会って
人生でそんなにたくさんはないんですよね。
そのことによって新しい挑戦を決意できたり
今まで関わることのなかった友達と出会えたりすることって
僕はめちゃくちゃ意味のあることだと思っています。
コスパやタイパが謳われる世の中ではありますが
合理的で即物的な意味以上に
嬉しかったり悲しかったりする青春の唯一無二の感情には
価値があるものなんじゃないでしょうか?
あとは今後社会に出る時に
おそらくほとんどの人は何かの組織に属する訳で
そこで人間関係を築いて、自分をアピールする力ってのも
学生時代のクラス替えで身に付けられたら良いんだろうなとも思います。
人間関係の配慮も大事だけど
以上を踏まえた上で
冒頭で触れた「クラス替えのやり直し」のニュースに関して言うと
確かに今の時代、クラス替えを行う際に
人間関係などの様々な問題に配慮する必要はあるかと思いますが
その結果子どもたちが
「自分の都合の悪い人間関係は周りが何とかしてくれる」
みたいな考え方になってしまわないかなーという心配もあります。
やっぱりこれから生きていく中で人間関係のトラブルは付き物だし
それを自分で解決する力を付けていくことって大事だと思うんです。
最近すれ違いがちな気まずい友達に
勇気を振り絞って声を掛けてみたり
「あの時実はこう思ってて、これだけは謝りたくて。」
みたいなことを自分から言えた瞬間に、人は成長するような気がします。
僕も大人になった今でもそんなことはたまにあって
その度に「言おうかな、言いたくないけどな。」という葛藤を抱えながらも
自分からコミュニケーションをとるようにしてます。
これは「クラス替えに人間関係への配慮が必要ない」ってことではなくて
これから自分を幸せにするための力を身に付けるチャンスを
奪ってしまいかねないなと僕なりに感じたということです。
少なくとも僕は
「新学期」というものが子どもたちにとって嬉しくて楽しいものであって
新たな成長の一歩となる季節になればいいなと思っています。
皆さんの新学期の思い出はどんなものでしょうか?
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