![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119467196/rectangle_large_type_2_821f85602e0d3a5991ccea8703fb4690.png?width=1200)
【こんな時どうする】椅子からの立ち上がりを介助する時 前編
お会いできて光栄です
けんです😊
今日は介護をしている時に感じる「こんな時どうする」について書いていきます。
想定するケース
椅子に座っているご利用者さんに立ち上がってもらう
※この時、支援者はご利用者さんの正面に向かい合わせで立ち、サポートするという状況を想定します
ご利用者さんに片麻痺等はない、という前提で書いていきますね
ご利用者さんの残存機能によって変わる「距離」
ここで大切なのは、ご利用者さんにどれだけ「立ち上がる力」が残っているかを確認することです
それによって、介助者とご利用者さんの距離が変わってきます
細かいところは後で説明しますが
『ご利用者さんと体を密着させればさせるほど、介助者の力を伝えやすい』
という所を覚えておいて下さい😊
「立ち上がる」を意識してみる
皆さん、立ち上がる時の動きをイメージしてみて下さい🪑
「体を少し前傾させ、おしりを浮かせる瞬間」があると思います
ここ、テストに出したいくらい大事です
①立ち上がる力が強い
立ち上がる力が強いご利用者さんには、介助者は「できるだけ最小限のサポートで立ち上がってもらう」ことを意識します
ご利用者さんの手を、支援者の手で包むように支え、ご利用者さん自身が「体を少し前傾させ、おしりを浮かせる」余白を作ります
②立ち上がる時の力が弱い
立ち上がる力が弱いご利用者さんには、介助者は「残っている力をできるだけ使ってもらう」意識でサポートします
支援者の手のひらで、ご利用者さんの肘を下から包むように持ち、「体を少し前傾させ、おしりを浮かせる」余白を作りつつ、支援者の力で立ち上がりのきっかけなどを伝えていきます
手を持つ時よりも力が伝えやすいのがポイントです
③立ち上がる力がほとんどない(全部介助する)
立ち上がりの動作を完全にサポートする場合は、ご利用者さんとできるだけ体を近づけます
腰が引けてしまうと、無理な力がかかって腰痛の原因になってしまいます
この時、支援者は「ご利用者さんの体を前傾させ、おしりを浮かせる」動作を入れることを意識します
ご利用者さんとの距離感を意識できているかどうかで、支援者の負担が大きく変わってきます
明日は後編として「立ち上がりを介助する時の力の方向」などについて書いていこうと思います。
…今日、めっちゃ真面目でしたね😅
それでは今日はこの辺で
ありがとうございました
また会う日まで👋
いいなと思ったら応援しよう!
![けん](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120749194/profile_cff87a3d946b8815766532c4dee630fb.png?width=600&crop=1:1,smart)