私的、仕事の流儀

私は、介護福祉士を目指している。
まだ、介護士歴2年ほどのぺーぺーである。

そんな私だが、介護の仕事に誇りを持って働いている。

私が仕事をする上で、大切にしていることが1つある。

一個人の考え方であるため、正しいかどうかは分からん。

本当に小さいことだが、これをすることで働きやすくなった。


自分の機嫌は自分で取る


当たり前だと思った人は、きっと大勢居るはずだ。
しかし、それを日々実行できている人はほんの一握りと推測する。

分かっているが、していない。
それは、分かっていなくてできないのである。

  • 仕事場で、挨拶したのに返ってこない

  • 機嫌のいい時、悪い時の態度が違いすぎる

  • 一時の感情で状況判断する

  • 不平不満を垂れる

  • 相手の考え方、行動を真意を聞かずに否定する

  • 人に自分の価値観を押し付ける

他者に自分の機嫌が悪いのだと態度で示すことで
人を支配し、自分の都合の良いように動かそうとする。

これは、甘えん坊のすることである。

この手の甘えん坊が許されているのはせいぜい小学生までか。

機嫌によって、または人によって挨拶を返さないという行為は
相手にこのような態度をとっても許される、許してほしいという甘えであると私は考える。

そのような人間の考えなしに起こす行動で、自分の感情を揺すってはならないと思う。

介護士や看護師のような精神労働者は、特に。

そのような気持ちの揺らぎが、利用者や患者に伝わると不穏や思わぬ事故に
発展する可能性がある。

事故やトラブルはできるだけ避けたい。

感情の起伏が乱高下するような人間に大切なことは頼まないだろう。
いや、頼めないのである。

すなわち、感情が安定している人は信頼されるのだ。

なので、私はどれだけ身体が疲れていようが職場では笑顔を絶やさない。

仕事で声をかけられ、仕事を振られた時はいつも喜んで!の気持ちで応える。

では、どのように自分で自分の機嫌をとっているのかと言うと。

ずばり、無理しないこと。

人の迷惑にならないところなら、とことん自分を甘やかすのである。
私はシングルマザーで、一人息子が居る。
元々、自炊は得意ではないのでちょこちょこ出前や惣菜が登場する。
良くはないと分かっているが、できる時に最大限の愛情を込めて料理をすることにしている。

家事も、全て自分でしないといけないわけではない。
息子にお手伝いをしてもらうようにして、自立心を養ってもらう。

いつ、何があるかわからない人生。
できることは積極的にしてもらえると母は安心なのだ。

そして、お手伝いをしてもらえることに感謝する。
感謝をされることで、相手に感謝することを覚える。

上手く言葉で説明できるタイプではないので行動で示すようにしている。

そして、するべきこと(家事)をチームワーク(母子)で終わらせた時
ご褒美(甘いもの)にありつける。

何もせず、上げ膳据え膳で機嫌をとってもらうことに慣れてはいけない。

とは、言ってもどうしようもムカつく時もある。
そんな時は、落ち着くまで対象から離れる、もしくは単純作業を
ひたすら集中してすること。

私は、いつだって機嫌のいい介護士/お母ちゃんで居たい。

そして、人に支配を受けず生きていたいと思う。

介護は人間力を養う最高の場であると常々感じる。

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