今日やったこと。ハーモニカのススメ。
クリスマスシーズンがやってきた。
クリスマスソングやクリスマスの音楽を耳にする機会が増える。
みなさんのお気に入りはなんだろうか。
私のお気に入りはそりすべり。
小学生の息子も音楽の時間に「くるみ割り人形」を聴いたそうで。くるみ割り人形もクリスマスらしい演題でとてもいい。
クリスマスになるとワクワクするのは、クリスマス限定品のお買い物のせいでもあるけど、クリスマスソングのせいでもあると思う。
私は音楽愛好家ではないけど、うちには、息子がヤマハの練習で使う電子ピアノの他に、ちょっとした太鼓や木琴やマラカスがある。実は、テルミンがミニサイズになった楽器もある。練習を怠って使っていないけど。
息子の学校のお便りに、算数の授業で小箱を使うから持たせるようにと書いてあり、箱を探した。
残念ながら、箱に入った上品なお菓子を買う機会がないため箱がなく。
自分の持ち物を探ってみるとちょうど良さそうな箱があったのでそれを息子に持たせることにした。箱からでてきたのは、文房具と、なぜかミニサイズのハーモニカ。
驚いた。
いったいなぜ、そしていつから、私はハーモニカを買って後生大事にしまっておいたのだろうか?
とりあえず吹いてみると音が鳴った!
聞きつけた2歳と7歳の男児たちは、大興奮!私は一躍スターとなって、ハーモニカを吹きまくった。
7歳児はじきに飽きてどこかへ行ってしまったが、2歳児は大好きなキラキラ星を無限にアンコール。
だんだん私も疲れてきた。
昔、リコーダーをひたすら吹き続け酸欠になったものだ。
そんな感覚を思い出す。
私の持っていたハーモニカは、一般的な10穴のハーモニカで、今更気づいたけどフラットやシャープがふけなかった。
息子に「さんぽ」をリクエストされラのフラットが吹けなくて気がついた。
どうやら、キーごとにハーモニカが存在しているとのこと。
一方で、すべての鍵盤の音を網羅したクロマチックスケール対応のハーモニカもあるという。
ハーモニカって、ミニサイズのものがキーホルダーになったりペンダントになってるのを見たことがある。かなり小さく作れるのだなぁ、と驚くばかり。
かと思えば、大人の趣味に良さそうな立派なハーモニカは1万円くらいするようだ。
手頃なサイズでも一つ持っておけば、宴会芸でも役に立つし、子どもも喜ぶし、自分もなんか、おしゃれかも?
そうなれば、どんな曲を奏でるのが良いものか調べてみたくなる。世界にはちゃんと、そう言った調べごとを完璧にやり遂げている人がいるのである。
ジャン!
ハーモニカの名曲。
いやいや、聴いてみたい、だね、これは。
素人には弾けない。
しかし、ハーモニカの世界の素晴らしさを垣間見ることができるので良いまとめだと思う。
小学生や幼稚園児が使う鍵盤ハーモニカで有名な鈴木楽器がハーモニカの楽曲集を出していることに気がついた。
どれどれ。
45曲入っており、クラッシックから懐メロ、ジャズやポップスまで幅広い。編著者、山口牧氏の選りすぐりとのこと。
息子にはいつも、日本の歌をいくつか歌えるようにしておくといいよと伝えている。
ふるさととか、7つの子とか、赤とんぼとか。
外国のお友達に歌ってあげたり、海外に行ったときに披露するのもよいと思っていた。
しかし、ハーモニカも断然オススメではないだろうか?
私もこれから細々と趣味でやっていくのもいいなと思い始めた。
一本のハーモニカから夢が膨らむ。
それにしても、いったい、なぜ、いつ、私は文房具と一緒にハーモニカを箱にしまっていたのだろう?不思議で仕方ない。
大学時代に父のお下がりのギターを弾いて歌を歌ったりしたことがあるからその時に買ったのかもしれない。それから顔も見ずに半生を共にしていたのか?様々な場所への引越しの都度持ち歩き、幾度もの断捨離を潜り抜けて?
過去の自分の行いがとんでもないところで意味を持ってくるものだ。
クリスマスシーズンなのでまずは、きよしこの夜でも吹いておこうと思う。