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夏のオススメ。土用の丑の日に鰻、食べましたか?センス爆発の飛騨山椒。
2023年の土用の丑の日は7月30日でした。
鰻、召し上がりましたか?
ありがたいことに鰻の産地の肉親が毎年送ってくださるので、私と上の子は今年もおいしくいただきました。
下の子はまだ小さく、夫は魚が苦手なので、いつも私は贅沢にたっぷりといただいてます。
そのままでも、丼にしてタレをかけてハフハフとやっても、出汁をかけてひつまぶし風にしても、おいしいですよね。
栄養満点で文字通り精が出ます!
ところで、うなぎは真空パックだったのですが、そこに飛騨山椒のパックが山椒がついてました。これが、四十路突入した私にとって人生初の新体験だったのでnoteでシェアしたいと思います!
まず、香り。
すごく、立っています。
お刺身についているミニサイズのワサビのような、納豆についているからしのような、あの小さなパックの端っこを裂いた瞬間に、鼻先まで香りが到達しました。
きっと、新鮮なのです。
ハラハラと鰻にかけるとこれがもう、ふわふわと食欲をそそる香りにしびれます。
夏を感じさせる山椒
食べてみると甘く脂っこい鰻との相性抜群で、もうたまりません。
それにしても、こんなに山椒に心奪われる日が来ようとは。
食べる時ふわっと夏の香りがしました。山椒は日本産まれだと思うのですがハーブの香りがするんです。山椒はみかん科とのことで、ツンとした鋭い香りも納得です。
食べ物を結びつけてはいけないかもしれないけど、乗馬をしているとき馬に虫除けでかけたスプレーの香りも思い出します。それは原料はハーブ(主にユーカリやペパーミント)で、爽やかな夏の風景がぱあっと脳内に広がりました。
山椒が育った土地の香り、例えば土や空気や木々の香りまで山椒が運んできてくれたような気がします。
夏にはフレッシュな香りを放つ山椒も、冬には熟した身をつけるようです。
昔、おばあちゃんのうちでは、実の方が入った煮物が食卓にあがっていました。つくづく、昔の人たちは旬のものをベストな方法で食す天才です。葉っぱも、料理の飾りに使われるのをみたことがありますが、見た目と香りと味と、さまざまな感覚で素材を楽しむ発想も素敵です。
春先に出る若芽は「木の芽」と呼ばれ、料理のあしらいに。 初夏に出る未熟な緑色の実が「青ざんしょう」、完熟した実が「実ざんしょう」で共に佃煮や煮物に使われます。
飛騨山椒とは?
パッケージに飛騨山椒とあったのでサイトに行ってみたら、商品のビジュアルもキュンキュンするものばかりだったのです。
ちょっと、一緒にご覧いただいていいでしょうか?ほんとにほんとに、どれも素敵なんです。
オーソドックスな山椒はこちらでしょうか。
緑が効いた、山椒愛溢れるパッケージです。
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山椒を活かして七味もあるようです。蕎麦やうどんに普段の食卓に大活躍と思います。
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良い刺激を求めるあなたにはこれがあります、と紹介されています。しかし、見た目は可愛らしい赤色。ギャップに萌えます。
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とんでもない秘密兵器のような商品がありました。これはおしゃれで、でもおいしそうで、キッチンにあるだけで心が躍ります。
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おわりに
これまで山椒についてあまり注目せずに生きてきましたが、たまたま結婚した人が鰻にゆかりのある地の人で、こうして飛騨山椒に出会えたことに感動を覚えています。
山椒という、植物としても、食べ物としても、小粒ながらピリリと辛さのきいた愛すべき存在をこれから私の中で掘り下げていこうと思います。
飛騨山椒の香りとパッケージに胸のキュンキュンが止まらない夏の昼下がりでした。