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七五三写真撮影に見る、時代の流れ?!

下の子が3歳になり七五三の写真撮影とお詣りを済ませた。

上の子は3も5も終わっており、次は、下の子が5歳で上の子は10歳で、それが人生最後の親としての七五三のお祝いだ。

今回の写真撮影で、時代の流れを感じたので書き記しておくことにした。

フォトスタジオが減っている?

上の子は初宮参り、3歳と5歳の七五三(5歳のとき下の子のバースデーフォトを一緒にお祝いした)と3回とも、同じフォトスタジオで家族写真を撮影した。お詣りはずっと近所の同じ神社。

ところが!

2年前に頼りにしていたフォトスタジオが閉店してしまった。

一昨年、卒園記念と下の子の1歳記念を兼ねて写真でも撮ろうと思って電話をしたら「閉店するんですよ」と店員さんに言われてショックを受けた。

割と近所の別のスタジオを探して予約したものの、その写真撮影はうちの子たちの体長不良で2回流れてしまった(キャンセル料なしの良心的なスタジオだった…)。

なんとも、残念である。
同じフォトスタジオで撮影を重ね、兄弟が増え、思い出も増え…とやっているうちに「ホーム」みたいになり、懐いて?いたのに、それがなくなってしまうと心許なくなる。

子どもが減ったからこそ、みんななんやかんやと着飾ってお金かけてせっせと撮影するんじゃないの?!

と思ったら、スマホのカメラが良くなり、コロナ禍で皆お出かけしなくなり、イベントも減り、いろいろあってフォトスタジオは閉店が増えているのかもしれない。

七五三の撮影をどこでするか問題

さて、下のこの七五三をじゃあ、どうしよう?
そう考えた時いくつか選択肢があった。

上の子の小学校受験の写真を撮ったデパートの写真室、気まぐれにハーフバースデーを撮った大手の子ども用写真チェーン店、縁がなかったが以前予約した割と近所のフォトスタジオ、その他のフォトスタジオ、それからママ友が実際にやったという「カメラマンさんに来てもらい撮影」…。

写真撮影迷子の我が家。

写真はできたらデータでもらいたいが、祖父母へはリビングにちょこんと立てて置けるような印刷物を贈りたい、子どもたちがまだおとなしくしてくれないので一家で着物は難しい、3歳の着物はレンタルしたい…

あれこれ考えた結果、カメラマンさんを予約しつつお渡し商品のオプションも選べて着物もレンタルできる「ラブクラブ」で撮影をお願いすることに決めた。

どうやってサービスを選んだのか?決め手1

決め手は、「わかりやすい注文オプションと一連の流れ」。

データでお渡しがデフォルトで印刷したいものの内容を選び、日程と場所からカメラマンさんを予約して、3歳児着物もレンタルの予約をしたら前払い。あとは、ラインでカメラマンさんと撮影に関する希望や集合場所を打ち合わせ、撮影後はラブクラブのサイトから写真データを受け取る。

ちなみに、私は情報収集をネットでしたけども、ありとあらゆる場所に広告が入り込んでくるので、ウェブ、インスタ、ライン、エックス…と何かひらけば常に七五三の宣伝に溢れていた。ハガキで案内が来たのはデパートの写真室だけ。

疲れている時にサービスの内容を読み込むのも大変だし、デパートに至ってはオプションがありすぎて(撮影のショット数で値段が違う、貸衣装の種類や数など。さらに着付け等は別の店)、電話で聞かないと何もわからず仕事をしつつそれはキツイ…とうなだれてしまった。

以前愛顧していたフォトスタジオもまた電話で予約ではあったが、「3歳の七五三祝いで、3歳だけ貸衣装1着と着付けが必要で、他に大人何名、子ども何名が撮影に入ります」と言うだけでよかったので、依頼にかかるコミュニケーションコストがめちゃ低かったのである。

ラブクラブ以外の似たサービスやフォトスタジオもいろいろあったものの、依頼にかかるコミュニケーションコストや宣伝に使われている写真の様子(衣装のバリエーション)、撮影の場所、値段が高すぎない安すぎないなどで、気づくと「感覚的に」ラブクラブを選んでいた。

こうやって、複雑で手のかかる情報処理から遠ざかる時代の波を感じる。

そして、SNS経由でサービスの売買が増えている気がする、なんとなく。

どうやってサービスを選んだのか?決め手2

もともと、行き着けていたフォトスタジオは、うちの近所にあった。初孫誕生で最初じぃじやばぁば勢揃いなので近くて便利だった、それだけだった。そのまま気に入って続けて利用。

けれど、場所の良さは、地味に効いてくる。
子どもが増えたら尚更。

ラブクラブのカメラマンさんに来ていただく撮影場所は「撮影許可の取得が不要」とされる神社の中でうちから行きやすく、雰囲気も好きで何度か行ったことがある場所を選んだ。

フォトスタジオも、近所にないとなると場所が行きづらいと小さな子ども連れては何気に大変。

神社での撮影だと雰囲気もあり自然光や木々が映り込むのがやはりいいなと思ったからである。

(そう言えば、なくなってしまった行きつけのスタジオは、大きくひらけたバルコニーがあってそれもよかった…)

ちょっと困るかもしれないこと

カメラマンさんの出張をウェブで申し込むサービスの都合上、カメラマンさんが決まったら直接本人とやりとりする方式だった。

その方が都合がつかなくなると別の方が割り当てられるのだが「必ずこられる方」でなく「こられる可能性がある方」がマッチされるようで、再割り当て、再々割り当て…とマッチングが繰り返されるようだった(繁忙期だから?)。

これはどうしても、依頼者の場所によって次の撮影場所への時間が足りないなど、マッチされてからわかることもあるから致し方ないと思う…ものの、「えっ、このままカメラマンが決まらないまま当日迎えたらどうしよう?!」となりかねない。

フォトスタジオのように「ハコ」に依頼をしそこがカメラマンの確保を約束してくれるサービスでないときには不可避の問題かもしれない。
とは言え、ちゃんと、カメラマンさんが決まってくれてとても良い方だったので特に問題はなかった。

この、ウェブサービスでマッチングした個人とやり取りしてサービスを受ける、というのもまた時代の流れあるあるだ。家事代行、ベビーシッター…ほか、もろもろ、今は多いのではないだろうか?

あとは、着物のレンタルは一緒にできるが着付け師はつかないので個人で手配が必要だ。3歳の衣装、しかも男の子のため自力で何とかなったものの(簡易的な着付けで済むようにか、衣装にはしつけ糸もなく、帯もなく、着物に直接巻いて締める紐が出ていた)、女の子や5歳の衣装は自力では厳しい。

家族みんなで和装なら、または、次回の5歳では着物と着付け込みの「ハコ」へお願いしないとならない。または、着付けを別途、どこかでお願いすることになると思われる。

おすすめ併用サービス

ちなみに、上の子は、レンタル衣装のサービス「おしゃれコンシャス」で服と靴を借りた。もともと私の結婚式用に使ったサービスだが、キッズ衣装があるので発表会や卒園式などに活用している。

私は自前のワンピースに合わせるべく、普段使わないおしゃれ靴を上の子の衣装と靴と一緒にレンタルした。子どもの靴はすぐサイズアウトするのでレンタルサービスはありがたい。

いろんなサービスがある

あれこれ過程を経て「ラブクラブ」へ行き着いた。カメラマンさんもとっても素敵な方で、子どもたちの扱い?も慣れていて、大満足!

だけど、あれれ、もともと上の子が0歳のときから今もバリバリ毎日使っている写真共有アプリ「みてね」にも、出張カメラマンサービスがあるではないか。貸衣装の提携会社も同じ。

あまたあるサービスから自分で選ぶ力がいるのもまた、時代の流れを感じる。

出来上がりの写真をまだ待っているところだけど、カメラマンさんが当日チラッと見せてくださった写真はどれも素晴らしかったのでとても楽しみ。

思えば、晩婚晩産で、祖父母と直接会えない我が家、特にコロナ禍の影響をモロに受けた下の子。お顔を直接会わず主にデータで共有するのもまた、時代の流れを感じる。

撮影当日も、我が家以外にたくさんの出張カメラマンさんがいてみんな風車やシャボン玉やおもちゃなど、さまざまな秘密兵器を駆使して撮影に励んでいた。カメラマン業界でも、会社や写真館所属でなく、フリーランスや副業の人が増えているかもしれない。

今や便利なサービスがいろいろ増えているだろうから私も昭和生まれだけどめげずにチャレンジしていきたい!

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