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育児や介護や持病があっても仕事に向上心がある人にこんな言葉をかけられる上司はきっと神
出世という言葉とは到底縁がない私でも、よい仕事をしたいとはずっと思ってきた。
家庭をもち、子どもを持ち、あらゆるものが落ち着いてくる自分に気づく。(生活はドタバタで落ち着かない)よい仕事より、できる仕事にシフトしてる感がある。自分の健康と家族を危険に晒すような仕事はできない。
そんなところだ。
正直、子どものことで悩みが多くて仕事のことを考えるのさえもつらいときがある。
後先考えずミーティングをキャンセルしてしまいたい、そんな状況が訪れることも。
思いもかけず壮大な小1の壁にぶつかって砕けてるこの瞬間、私の仕事もとんでもないピンチを迎えている。
3月末に、素晴らしい、そして心の拠り所でもあった上司が職場を去ってしまった。
その分仕事が増えたのは仕方ないとして、上司だったらどうしてた?そんなことを考える局面ばかりだ。特に、個性のある人への接し方については。
かつて、仕事では、成果物ばかりを見ていたが今はそれを一緒に生み出す「人」にばかり目がいく。この人は、気持ちよく仕事ができているか、理不尽な思いをしていないか、どんなことに困っているか、など。上司は、成果も出すが人との接し方が神だった。
そんな上司は最後に言った。
僕の上司(今、暫定的に私の上司になっている人)はすごくいい人だよ、今までの上司で一番いい。
先日、私はそれを身をもって感じた。
息子が入学式直前に入院しその後も調子がいまいちで、学校を休んだりしており、私の仕事は途切れ途切れ、ノロノロ運転をしていた。もはや、ガス欠してる。
息子の入院前に上司から仕事を引き継ぎ、自分のキャリア希望も伝えていたがとてもそんな希望が叶う状況ではなくなっていると思う。
元上司の上司は、いま暫定的に上司だが、こんなことを言ってくれた。
勤務時間は気にしなくていい。できるときにできるだけでいい。
キャリアの希望に沿った仕事の足しになるアサインをちょくちょくするけど、できないものは断っていい。出来ることを積み重ねていけばいい。
サポートが必要なら求めていい。
家族のことを第一に考えて行動して。
ライフあってのワーク。
仕事は諦めなくていい、でも、家族のことは決して諦めてはいけない。
そう思えた。
これなら、安心して働けるし、恩義を感じてできるだけなんとかしようと思う。ダメなら仕方ないとも。
こんな声かけをしてもらって、とてもありがたかった。もちろん、現実は厳しくて、綺麗事かもしれないけど、でも、少なくとも、私はいまの暫定上司がいるからなんとか仕事を諦めずにいる。
ご縁にはただただ、感謝している。
いつか、私も余力があれば、誰かにご縁を繋げるような人になりたい。