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子どもの成長記録。我が家のおバカ男子2人にぎゅうぎゅう挟まれるのもあと少し?
上の子が2〜4歳の頃は電車が大好きで、ちょうどコロナ禍の前だったのでたくさん電車に乗った。
その頃、鈴川絢子さんというYouTuberの動画をよく見ていた。鈴川絢子さんは鉄道が好きでうちの子より少しお兄ちゃんの子といろんな電車に乗ったり踏切を見たり、トーマスホテルやプラレールのイベントに行ったりしていてそれを参考にうちも電車に親しむ休日を送っていた。いわゆる、子鉄というやつである。のちに弟くんも生まれて、ますます見応えのあるチャンネルに。
少し前に久々に鈴川さんの動画が上がってきたのだが、鈴川氏は1人で動画に映っていた。
思えば、上の子だってもう中学生に近い歳だし、下の子もいつしか小学生で鉄道は卒業したのかもしれない。
「子どもがママについてきてくれるのは一瞬」とはよく聞くけど、実際毎日のように目にしてきた親子がそうなって(動画に出なくなっただけで私生活ではベタベタしているかもしれないが…)ちょっと、考え込んでしまった。
うちも、着実に近づいてると。
しかも、うちは兄弟が5歳差だ。
下の子はまだ3歳だからあと4年くらいは一緒にお出かけするかもしれないがそのとき上の子は中学生で「うちにひとりでいる」なんて言うかも。
上の子は同学年の子たちに比べて幼い方だけど、それでも着実に甘えん坊味が薄まっていると思う。
中学受験をするならもう2年もすれば夜ご飯さえ別の日が出てくる。
そう思うと、おバカな男子2人にぎゅうぎゅう挟まれる時間がとてつもなく尊く感じられる。
休日に私の膝に兄弟が乗って取り合ったり、車の後部座席で2人の間に入り喧嘩にならぬようお菓子を分けたり、「2人セット」を存分に味わっている。
もちろん、子育てはまだまだ先が長い。
感慨に浸っている場合ではない。
けど、どこかで聞いた昔ドラマのタイトルにあったような「神様もう少しだけ」な心境になってしまう。
親離れが進みつつある上の子は、さすがに下の子のようにママママ言ってくれない。ただ、広がっていく彼の世界の片鱗を覗く機会もある。
地図や天気が好きな彼は、知らぬ間に世界の見知らぬ都市をiPadの天気予報に登録しまくっていたようでふと日中天気を調べようとiPhoneの天気予報アプリを開くと美しい満天の星が出てきた。(iCloudで繋がってたのか)
星空のプレゼントなんて粋だなあ、と勝手に喜ぶ母親。もちろん彼にはそんな意図はない。確実に子離れを迫られている。
下の子も、「寝る時間だよー」と電気を消すとテレビを消してすぐきてくれたのに、初めて私の呼びかけを無視してテレビを見るために電気をつけに行ってしまった。
ひたすら可愛がる時期を抜けた後の子どもとのいい感じの付き合い方がどんなふうなのか、とても知りたくて、でもまだ「神様もう少しだけ」な気分にも浸りたい。
✏️家族ができてわかったこと
✏️子が離れてさみしくなるのを厭わず最後までそばにいること。