ワーママのキャリア。自己紹介で産育休のブランク期間を差し引いて説明するか問題。
社会人経験が長くなると自己紹介をきれいにまとめるのに苦労し始めるのは私だけだろうか?
これしてああしてそんでこうして…
長くなると相手を飽きさせてしまうし、短すぎても「え?何してる人?」となってしまう。
私は5年、3年、3年、5年、3年とリズミカルな区切りで異なる仕事を経験してきた。間の10年超が同じ職種でくくれるので、ショートバージョンの自己紹介では5年、10年、3年と略してしまう。
しかし、最後の5年の中に半年、最後の3年に1年のブランクが含まれている。産育休業だ。
それについて、説明に含めるか?ざっくりスルーするか?少し迷うときがある。
今はどうしているかというと、特に産育休ブランクに触れずに社会人歴を語り、必要があれば子どもが2人いると言う。さらに必要があれば産育休を2回取ったことを言う、さらに必要があれば半年、一年とつけ足す感じだ。
その理由はふたつある。
ひとつは、年齢があがってきて正確に何年やったかを厳密にする必要がないと感じてきたためだ。
何年やったかを血眼になって気にされたことはない気がする。特にシニアスタッフになってからかけた年数と成果は比例していないとも思うし。成果のカウントも何とも微妙で、幅広さ、件数、金額、何が有り難がられるかは場による。経験はあるに越したことはなくても、長くひとつのことをやること自体もリスクになりうるとも思う。
ふたつめは、産育休には業務を離れたところでも能力開発をしており「何もしていない」とあえて言い切る必要もないんじゃないかと感じることがある。
例えば、上の子が2歳から4歳でオンラインMBAを取得したのだが最後は下の子の産休にかかっていた。育休中も家族のリスク管理やスケジュール管理、子どもの能力開発やモチベーション管理など仕事でもしていることを展開し、むしろ業務の一環で座学研修を受けるよりよほどスキルアップした気がする。
何かのドラマでキャリアウーマンが仕事復帰して男性社員に「おむつ替えしかしてなかったくせに」と言われていたのを見て衝撃を受けた。そんなバカなことありはしない。
(代わりに、職務履歴書や社内のキャリアプロファイルシステムには月単位で産育休も正確に記載する)
そんなこんなで、単純に、年齢が上がり、産育休のブランク期間がキャリア全体に占める割合が小さいからいちいち言わない説もあるが、殊更にブランクを説明する必要はないかなーと思う次第。
ただし、状況によりこの辺は使い分けるといいのかなと。
例えば、相手も産育休期間を説明してきたらする、男性上司が男性部下を勇気づけるために言う、など。
以上、皆さんどうしてるんだろうと思う疑問と現在の対応をご紹介した。