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「40歳からの「仕事の壁」を越える勝間式思考」の前書きに震える43歳ワーママ

勝間和代さんの著書といえば名著が多くて一度は手に取られた方が多いのではないだろうか。

私も「断る力」とか「お金は銀行に預けるな」とか年収10倍アップシリーズとか、社会人になった頃から何冊も読んで「すごいなぁ」とため息をついたり「自分でもできることをやってみよう!」と奮起したりした。

思えばずっと、勝間和代さんは進化していて、次から次へと新しい世界を惜しげもなく庶民な私に見せてくれるので、有料サービスなどは受けていないものの私も心のどこかで頼りながらここまで来たように思う。

勝間和代さんがコロナ禍にYouTubeを始めた頃に毎日投稿を見ては「やっぱりすごいな、進化してるな」と思った。

毎日毎日少しずつ再生されてそれが積み重なって収益になる、とおっしゃっていたその時はまだチャンネル登録者も再生数もかわいらしかったけど今はどうか。

すでに42万人以上登録者がいて、再生数100万回以上の動画も多くあるのでまさに仰っていることそのまま現実となった。

自分から試して成功して惜しげもなくシェアする、現代の成功者のかがみかな、と。

さて、ゆるゆると勝間和代さんをリスペクトしてきたゆるい私だが、久しぶりに何か読みたくなってこの著書を手に取ったのが数ヶ月前。

それこそ、十人十色のお悩みに痛快な回答が並び、40歳からの悩める人の心に訴えるものがある。

この本の中身に比べたら、私の具体的な仕事や生活の悩みは、結構平凡なんだな、と思ったりする。野心がないか、鈍感力を鍛えてるからかも?

さて、そんな、悩める人に本来強い味方なこの本の私に取っての何よりの効能は、危機感を与えてくれることである。

それはこの本の前書きにある。ここに、胸をえぐられ「頑張らなければ!」と、思わされるのでこの本はメルカリで売ることなくこの先も本棚に置いてたまにあけて読むだろうと思う。

前書きにはこうある。

そもそも、40代になると壁を感じやすいのは、働き方や生き方において「選別」が始まるからです。会社で出世できる・できない。役員になれる・なれない。独立や起業ができる・できない。結婚や離婚ができる・できない。マイホームを買える・買えない、など。20代や30代は、特別なことをしなくても、周囲と大差なく過ごしてこられたのに、40代になると急に分岐が始まって、差が明らかになるわけです。

40歳からの「仕事の壁」を越える勝間式思考

うう、痛い。

そんな残酷な年齢に自分がなっているなんて。

しかし、この本の焦点は、周りに差をつけられないこととか、多くのものを手にすることに駆り立てるのでなく、

自分らしい働き方を自分で開拓していくことが大事だよ!

というメッセージとそのためにどう考えて行動したらよいかという点にあるので頼もしい。

鍵となるのは、リスクをとって挑戦すること。
40歳の壁はそうした自分の道を開拓することなくして乗り越えられない…

一見、冷たく追い詰めているかのようでいて、勇気を持って一歩踏み出す力になってくれるのがやっぱり、勝間和代さんがずっと人気なわけだと思うところ。

それで、私もおおいに40歳の壁を越えられるかどうかで危機を迎えているひとりなのだけど、自分なりに自分の働き方を開拓したい!とこの前書きに思わされる。

特にそれで私は一体何のリスクを取って何をしようとしているのか?と問われれば、何もしていない。まずい、と思う。

のでやっぱり時々前書きを読むことにする。

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