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人間関係を振り返れば自分がどんな人間なのかわかる

自己認識には願望が含まれていることがよくあるらしい。そのため、客観的な自己像と、自分の思い描く自己像にギャップが生じやすいのだろう。
できるだけ、願望を排除し、ありのままの自分を正しく捉えられたらいいのに。

自分って客観的にみてどんな人間なんだろう。

ある女性は、自分のことを、さっぱりした男っぽい性格なので、ネチネチした女が苦手だという。

普段彼女と接しながら彼女の性格を客観的に見ている私からすると、違うなぁと思う。
さっぱりしていて男っぽいではなく、冷たくて気分屋、が近いと思う。さっぱりしていたら、女同士のトラブルの渦中の人になって周りを巻き込んだりしないんじゃないかなぁ?

それにしても自分を客観視するって難しい。
自分を正しく認識することは成長していくために必要だと思うので、できるだけ、ありのままを正しく認識したい。

そこで思いついたのが、自分を取り巻く一人一人との関係を振り返る方法だ。
1日の活動時間のほとんどを費やす職場での人間関係。それ以外の時間を過ごす家庭。
それぞれの場で繰り広げる人間関係について、丁寧に振り返ると私の人物像が浮かび上がってくる。
心地よい関係もあればそうでない関係もある。そのどれもが、私と相手が築きあげたものだということに着目すると、私の働きかけたものが見えてくる。言い訳したくなるけど、言い訳は願望が邪魔してる証拠だから、ぐっと堪えて。
周りの人は私の築いている人間関係を見て、私がどんな人間なのか判断しているはず。私も、自分のことが知りたければ、自分の築いている人間関係を振り返ればいいんだな。相手のせいにせずに。

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