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アニメ感想:インサイドヘッド2
画像、お借りしました。<(_ _)>
香港から成田に向かう飛行機の中で見ました。合間眠りつつの、インサイドヘッド1も見たけど、どんな話しだっけ?という状態での感想です!(ので、ちょっと適当)
自分的には、これは心理学を勉強した人からみたら、どうなんだろうなぁと気になりました。自分的には、結構リアルに思春期の状態を表しているのではないかと思ったのですが、どうでしょう?
知らない人のために簡単に説明すると、写真の右側にいる5人が
1 ヨロコビ 2むかむか 3いかり 4かなしみ 5びびり
これがインサイドヘッド1でもでてきた感情たちで
左側にいるのが
6 シンパイ 7ハズカシ 8いいなー 9だりぃ
これにもう一人 なつかし というおばあちゃんがいるのだが、これは若い時は不要らしく写真にも映ってませんね。ライリーという女の子、高校受験を控えた女の子の頭の中で何が起こっているかという話なのですが、前回まで出て来たのは1~5の感情です。これが交互に出てきて人間の感情を形成しているのだけど、インサイドヘッド1では、ヨロコビとかなしみが司令塔から事故によりはじきだされてしまい、残り3人でがんばるのだけど、情緒に問題をきたしてしまう。結論は5つの要素全てが必要で重要なのだという話だった。
今回は、思春期になってそこに大人の感情6~9が加わるのですが、6の心配によって1~5の子供っぽい感情が司令塔の外に捨てられて、牢獄に閉じ込められるという話でした。純粋さを失い暴走するライリー。
時々寝落ちしつつ(旅立ちの朝は朝が早い)、オレンジジュースのみつつ(ビール飲むのをがまんしてしまった)、どっちかっていうと心理学の授業を受けているような気持ちで見てしまったのですが、そこで疑問だったのが冒頭に戻る。
これ、心理学の専門家の方たちからみてよくできてる作品なんですかね?からの、大人の感情が誕生したあとに子供の純粋な感情はいらなくなるの?あるいはなくなっちゃうの?という疑問です。
で、ここは私なりの仮説です。一度断っときますが、私は心理学を勉強してません。近くに気軽に電話できる心理学を学んだ友達がいたら、「ハアーイ、元気?」と電話するかメールして、私の仮説に対する意見を聞きたいぐらいですが、そういう友達がいませんので、ここに仮説だけ書きます。つまりは素人の意見ですから、眉唾で読んでくださいね。
私はこの9人の感情たちを見ていると、それぞれの人にこの9つの要素全てがあって、それが、交代で表面に現れてくるというのが正解な気がしてます。ただ、人によってどの感情が中心になっているかが違う。ヨロコビが主に前に出てくる人は明るい人だと思われているだろうけど、その人にだってたまにはかなしみが現れるだろうし、はずかしやかなしみが前に出てくる人は内気な人だと思われているだろうけど、隠れたところではよろこびが出てきて、明るい一面もあると思うし。
それで、大人になったときには4人の感情が前に出て、最初の5人は奥にいるのだけど、大人になっても子供っぽい人というのはいて、無邪気に子供みたいに喜ぶ人はヨロコビが今でも前に出てるのかなと思うし、酔っぱらったら、かなしみが前に出てきて、えんえん泣く大人もいるしさ。
だから、やっぱり9人全部いるのかなと。
からの、これはアニメなので、心理学の教科書だと思ってみるのはやめよう。(なんかよくできているけど)結論
で、こっから個人的な話なのですが、私、見ていて、ヨロコビがわりと嫌いでした。
ははははは!
こういう24時間前向きな人、実はきらーい。でも、私は面と向かって
「あなたがきらい」
なんていわないわけよ。苦笑いしてがまんするわけ。いるよね、こういう人。私です。すみませんね。で、心配の要素は高い。いつもこうなったらどうしよう、ああなったらどうしようと未來の心配をしているので、私は計画的な人間です。
しかーし、つかれていまーす。だから、つかれるから家の中にいるのがすきで旅行とかあまりいかないんでーす。
チーン
私が ヨロコビ を嫌いなのは、私と対極的な人間だからだと思います。見ているといらいらするのは、私が 心配性 だからでえーっす。
そして、心配性として生きてきているからこそ思うのですが、計画的であるのはいいことなのですが、限度というものがある。心配性の人は心配しすぎて、ま、簡単にいうと病的になっちゃうわけ。心のサプリのために取るべき薬は、
ヨロコビ です。この無計画さ、彼女の無計画さでは行き詰まり、最後にほかのメンバーが手伝うのですが、無計画でもなんとかなるのだな、これが必要。極めすぎるな!計画性!だからっ、ヨロコビの爪の垢でものもう!というか、頭からばりばり食ってしまえ、ししゃもみたいにっ!
ばりばりばり
最後、猟奇的になりましたが、これは作者流のユーモアでして、本当に食べたわけではない。ないぞ。
で、アニメの話を離れて現実の話ですが、計画性が高く心配性な人は、無計画な人(=行動力の高い人)と一緒にいて、計画性を極めるのをやめたほうが心は安定すると思う。
反対に無計画に過ぎる人は、計画性が高い人に助けて貰いなさい。行動力だけで突っ走ると、毎回、時間や費用をロスすることになり、周りの人がついてこなくなりますから、計画性の高い人の助けを借りなさい。というか、言う事を聴け。
最後の一言、我が主人への伝言でした。
おっと、余計な一言をつい。
夫婦というのは意外と正反対な者同士がなり、お互いにめっちゃいらいらすることがありますが、それは神様に言わせると、
「君たち、足して二で割るとよい」
そういうことなのかもしれない。そう思えば、離婚届に手が伸びないものです。ふふふ。
2024.10.05
汪海妹