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精神病の正体と精神科医の犯罪 24 〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

第3章 精神病の治療法 1 薬のやめ方

医師の指導の下で・・・
 精神科の薬がいかに恐ろしい毒薬であるかご理解いただけたら薬をやめたいと考える方もいると思います。
 薬をやめる時には時間をかけて少しずつ減らしていくというのが常識になっています。これは依存症、ダウンレギュレーションが起きていることを前提にしています。突然やめると離脱症状という禁断症状が起きる危険性が高いことによるものです。
 まずもって禁断症状の起きるような薬を飲ませていること自体に疑問を持たなければいけません。

薬の減らし方 参考例

 減薬・断薬は「医師の指導の下で」と何を見ても書いてありますが、現実的に取り合ってくれる医者はほとんどいません。この引用にあるように恐ろしい禁断症状を列挙して「やめない方がいいですよ」と脅すことはもちろんですが「効果が出るまで時間がかかる」とか「症状が安定して十分な時間が経ってから」と説得されてしまいます。何より自分の処方に逆らうような患者はプライドが許しません。利益を減らしても患者の訴えに耳を貸してくれるような医者がいると思う方が間違っています。
 減薬・断薬を専門とするような医者がいないわけではありませんが数はとても少なく、人間性に問題のあるような方もいて、代わりに怪しげな治療法やサプリを勧められることもあります。薬をやめるには医者は当てにできないと思った方がよいでしょう。

離脱症状 解説例

 危険性を踏まえてセオリー通りに減薬断薬するのも一つの方法ではありますが、少しづつ時間をかけてという考え方は「依存症以外に重大な害がない」ということを前提にしています。量を減らしても薬を飲み続ける限りGABA作用はシナプスを破壊し続けます。薬を完全にやめなければ精神病は悪化し続けるのです。必ず死に近づく毒物を、一度にやめると危険だから半分にして数ヶ月、さらに半分して数ヶ月・・・などという対応があなたはできるでしょうか?
 あえて言わせていただきます。薬をやめるのなら一刻も早く完全にやめるべきです。今すぐでも自殺や殺人に至る危険があるのです。悠長なことを言っている時間はありません。
 回復は薬をやめた時点から始まります。統合失調症は回復まで数十年という時間が必要です。人生は長くありません、一刻も早くスタート地点に立つべきです。
 精神科の薬は「対症療法」の薬です。つまり、やめても病気が悪化するような心配はいらないということです。

危険性はある
 もちろん危険はあります。最も離脱症状が起きる可能性が高いのはGABA作用の強い抗不安薬や睡眠薬で、抗うつ薬や抗精神病薬はやや低く、中枢神経刺激薬は精神的依存(要は覚せい剤中毒)が強いと私は考えています。
 いずれにしても「数週間以上毎日欠かさず飲み続けた」という方以外は禁断症状の起きる可能性は高くありません。
 自殺、暴力など激しい禁断症状はもちろん、不安や焦燥、抑えていた本来の症状が現れます。殺されることもあるかもしれません。そんな危険なら・・・と躊躇してしまうかもしれませんが、今現在も危険性は同じかそれ以上だということをよく考えていただきたいと思います。それよりも何よりも、今一人の人間として生きていると思いますか?生きているのか死んでいるのかわからぬような日々を過ごしているのではありませんか?
 やめるのもやめないのも同じ危険性があるのなら回復を望める方向に望みを託すべきではないでしょうか?

責任は取れません
 精神科医は患者が自殺しようが犯罪者になろうが一切責任を取ることはありません。同じで大変恐縮ですが私も何の責任も取れません。私の言うことを聞いてやめさせたら自殺してしまった、どうしてくれるんだ!などと責任転嫁されるような方は初めから薬をやめようなどと考えず、医者の言うことを聞いて今の現状を受け入れてください。というか、まずはお金を取って毒薬を売りつけている精神科医の責任を追求すべきでしょう。薬を飲まなければ絶対そのような事は起きなかったのですから。
 本当に治したいと思うのであれば命を懸ける覚悟が必要です。覚悟して自分で責任が取れる方だけ実行してください。
 数週間は目を離さないでください。できれば複数の方で24時間様子を見ていただくことをお勧めします。それを過ぎても精神病ですので何をするのかはわかりません。薬を飲んでいる時も同じと言えば同じですが。
 ある程度落ち着いたらそこがスタートラインです。

病院に行けなくなったら病気が治った
 ある方からメールをいただいたことがあります。
 定年退職してからうつ病を発症し精神科に行って薬を飲むようになりました。やがて性格が変わり出合い系サイトにのめり込むようになって退職金を使い果たしてしまい病院に行くお金さえなくなってしまいました。ところが薬を飲まなくなったら理性を取り戻したというのです。離脱症状はありませんでした。
 科学的的根拠に基づいているわけではありませんが、すでに統合失調症を発症している方は離脱症状が起きにくいのではないかと私は考えています。

難関は本人の説得
 一番の難関は本人の説得でしょう。身体的にも精神的にも薬に依存することで生きているのですから薬を飲まない恐怖はとても大きいはずです。理性的に物事を考えられる状況ではありませんので簡単にはいきません。根気よく怒らずに説得を試みましょう。

 薬をやめてももちろんすぐ治るわけではありません。薬を使わないでどうやって治したらいいのか途方に暮れる方も多いでしょう。近くに頼れる病院もないしお金もかけられない・・・。
 薬を使わず家族3人の精神病を回復(寛解ではなく)させた私がその極意をお伝えしましょう。

精神病の正体と精神科医の犯罪25に続く
*この文章は「悪魔の処方箋」を加筆、再構成したものです
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吉村敏男
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