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精神病の正体と精神科医の犯罪21〈最先端研究が暴く不都合な真実〉

第2章 精神科医の犯罪4 その他の危険な薬①

 統合失調症を引き起こす薬は精神科の薬ばかりではありません。東大大学院のプレスリリースにもあったようにGABA作用のある薬は多用されています。違法薬物は言うまでもありませんが、鎮痛薬など神経弛緩作用のある薬はすべて危険性があります。一度の服用で精神病が起きるほど強力なものは少ないと思われますが連用によって危険性は急激に増していきます。ストレスに弱い遺伝特性を持たない方は依存症が起きる可能性があり、ストレスに弱い遺伝特性を持つ人には統合失調症の症状が次第に現れるようになります。
 精神病はストレスが急激な悪化のきっかけになりますので「ストレスが原因」と診断されてしまいますが、本来なら大して影響のないようなストレスを回避できない「ストレスに弱い状態」が、薬によってつくられてしまうことが根本原因である可能性も高いと考えられます。
 発達障害、精神病、うつ病(診断名)が増えている原因は「社会」にあるのではなく、安易に処方され続ける「薬」にあると私は考えています。薬を飲んでもすぐに症状が現れるわけではなく、薬を止めても収まりませんので医者も本人も副作用を疑うことはありません。もちろん抗うつ薬や抗不安薬などの処方で急激に悪化していきます。

※実際にはうつ病ではなく統合失調症のうつ症状の可能性が高い

1. 鎮痛薬(解熱剤)
 あらゆる薬の中で最も歴史が古く最も頻繁に使われている薬だと言えるでしょう。鎮痛薬がなければ私たちは歯の治療もできず、手術を受けることもできません。痛みの信号伝達を阻害する神経弛緩作用により効果を発揮し、多くの薬が消炎・解熱効果を併せ持っています。
 例えば大麻にも鎮痛作用があります。がんの鎮痛薬として有名なモルヒネは麻薬です。おわかりでしょうか?鎮痛作用のある薬、通常の信号伝達を妨げる薬はすべて「麻薬」なのです。当然GABA作用があり抗不安作用が起きます。
 体の痛みだけではなく心の痛みも緩和します。オーバードーズにもよく使われ、アメリカで社会問題になっているアンフェタミンも鎮痛薬です。
 通常市販されている鎮痛薬一粒で起きる抗不安作用は大きくはありませんが、連用されることが多い薬ですので危険性は高くなります。添付文書の副作用欄にも間違いなく統合失調症にあたる精神症状が記されています。

鎮痛薬ボルタレン添付文書より

 多くの鎮痛薬に「眠くなる」副作用があることはご存知でしょう。睡眠薬や抗不安薬との共通点があることがわかるはずです。最近は眠くならない鎮痛薬も開発されていますがGABA作用はありますので危険性は同じです。

雅子様のご病気
 現在ではすっかり落ち着いた様子で公務をこなしておられる皇后雅子様ですが2003年から10年以上「ご病気」によって公の場に姿を見せませんでした。帯状疱疹から始まり「適応障害」そして「ご病気」という報道はありましたが実際どんな病気なのか詳細な発表はなく、週刊誌には異常な行動を伝える芳しくない記事が次々と掲載されました。

 本当は何が起きていたのか、説明できるのは私だけですので時間を追って説明してい行きましょう。
 結婚した当初から宮内庁の時代錯誤、女性蔑視の考え方の中で息苦しさを感じ、ストレスを募らせていたことは多くの方の指摘する通りです。そんな中で愛子様が生まれるわけですが、男子でないことにあからさまな落胆を示す宮内庁に雅子妃のストレスは頂点に達します。間が悪いことにそれは産後、「産後うつ」に襲われる時期と重なるわけです。産後うつは前述のとおりうつではなく統合失調症と同じ仕組みで起きる症状です。そこに大きなストレスが重なるわけですからストレス性の症状が起き始めます。
 帯状疱疹は休眠している水疱瘡のウイルスがストレスなどによる免疫力の低下よって活性化し発症します。痛みが出るので鎮痛薬が処方されます。通常なら2週間程度で回復するのですが雅子様の場合1か月以上かかっています。その間鎮痛薬を飲み続けたことになります。
 産後うつ、ストレス、鎮痛薬の長期連用・・・統合失調症になれと言っているようなものです。雅子様がストレスに弱い遺伝特性を持つ可能性が高い事を示す根拠があります。
 やがて統合失調症の初期症状である適応障害が現れます。この症状に精神科医(宮内庁の担当医に精神科医はいないので外部の支援を受けた)は睡眠薬や抗不安薬を処方するので統合失調症という「ご病気」に悪化することになるのです。
 症状は性格が悪くキレやすくなる、昼夜逆転、わがままで愛子様に異常な執着を見せる、などでした。外からは見えませんが家庭内ではかなり悲惨な状況だったと考えられます。皇太子が雅子様を守ろうと一時宮内庁や両親に反旗を翻すほどになった事がその証拠でしょう。もちろん宮内庁は皇室に精神病患者がいることを認めるわけにはいきませんので公には「ご病気」で通しましたが。
 鎮痛薬の長期連用が精神病のきっかけになった典型的な事例です。

術後うつ
 大きな外科手術の後にうつ病などの精神異常が頻繁に起きていて「術後うつ」と呼ばれています。けがや手術など体を傷つける要因(侵襲)が精神に影響を及ぼすことは古くから知られていて、病気やけが・手術に対する直接的な恐怖や不安、生活や仕事に関する不安などのストレス、麻酔や薬による影響が原因と言われています。
 手術で入院となれば心労も多いだろうから仕方ないと思われるでしょうが、これはうつ病ではなく麻酔と鎮痛薬、睡眠薬、免疫抑制剤などの相乗効果による統合失調症の症状です。ストレスに弱い遺伝特性を持つ人に多発します。手術には不可欠な全身麻酔も抗不安作用を起こします。そこにGABA作用薬の長期服用が重なり、ストレスも加わるのですから統合失調症が起きるのは必然です。統合失調症のうつ症状ですから抗うつ薬や抗不安薬が処方されるとさらに「悪化」し、体は回復しても精神的に再起不能となってしまいます。

名倉潤 術後うつ報道
妻の英断で救われた

乳児期手術に伴う発達障害
 先天性の心臓疾患などで乳児期に大きな外科手術を受けた子どもに顕著な発達障害が高確率で現れることがわかっています。手術や入院によって母親との愛着がうまく形成できないためだと考えられてきました。しかし、その様子は「愛着障害」というよりは、どうも先天性の障害である「自閉症」に近いものに思えてなりません。
 これもやはり麻酔や鎮痛薬による統合失調症と考えるべきだと思います。乳児期にはシナプスの刈込だけでなくアポトーシスが起きる可能性が高く、自閉症と同じ症状が現れることになると考えられます。
 せっかく命は救えても一生面倒を見なければならない親の負担を考えると、発症を防ぐ研究が必要だと思います。それにはまず真実を明らかにしなければなりません。

がんの急激な転移進行
 がんの摘出手術を受けると急激に転移進行が起き、わずかな時間で死に至る事例が多発している事実を、近藤誠氏が「眠っているがんを起こしてはいけない。」(飛鳥新社)という著書の中で明らかにしています。進行スピードから考えれば手術を受けなくても数年以上生きられる可能性があったにもかかわらず、手術によって数か月から一年程度の間に亡くなってしまうというのです。
 この理由も手術に伴う薬の処方にあると私は考えています。免疫機能を司るセキュリティソフトが「初期化」されることで、免疫システムががん細胞を認識出来なくなるためです。細胞の増殖を抑える抗がん剤も免疫反応を妨げ、抗がん剤の副作用を抑えるためステロイド剤が使われることで状況はさらに悪化します。近藤氏がおっしゃるように進行の遅いガンは手術するべきではないのです。

解熱剤とサイトカインストーム
 解熱効果の高いものはインフルエンザなどでよく使われます。よく知られているものにアスピリン 、イブプロフェン、アセトアミノフェンなどがあります。
 新型コロナの流行時WHOがイブプロフェンではなくアセトアミノフェンを使うようにという勧告を出したという報道を耳にした方も多いも思います。

 結局のところ医療界の反発でこの勧告は撤回されましたが、なぜこのような勧告に至ったのか、その理由は100年前にさかのぼります。
 スペイン風邪の流行時に解熱剤として大量に使われたのがアスピリン です。非常に強い解熱効果があります。しかし、アスピリン を使った患者の容態が急変し死亡する事例が多発しました。「貧乏人は栄養不足で死に、金持ちは薬で死ぬ」と囁かれたこの事実は大々的に報道されることはありませんでしたが医療業界では共有され、インフルエンザなどウイルス性の発熱にはアスピリン を使ってはならないという不問率ができました。
 誤解されている方も多いと思いますがウィルスが悪さをして熱が出るわけではありません。熱を出すのは免疫反応の一つで、熱に弱いウィルスを体から追い出すための仕組みです。つまり、安易に熱を下げてはいけないのですがつらいので解熱剤を使いたくなってしまいますね。
 アスピリン は発熱を指示するサイトカインを強力にブロックします。しかし免疫反応はこれを反応不足と読み取ってしまいさらにサイトカインを大量に分泌しようとします。これが「サイトカインストーム」です。熱では死ぬ必要がなかった人がサイトカインストームで死んでいきます。イブプロフェンでもその可能性が高いことを危惧した一部の医療関係者が声を上げたと考えられますが・・・。真実がどこにあるのかは読者の判断にお任せしますが新型コロナによって若く健康な方で亡くなった方の大半はサイトカインストームによるものです。
 アスピリンを積極的に勧めたのは医療業界ですが誰一人その関連も認めず責任を取ることもありませんでした。この史実を否定する論文も多々ありますが科学的に無理があります。アスピリンが安全なら、そんなに良く効く薬をなぜ使わなくなったのでしょうね?

 この時期にアスピリンを投与されたと思われる年代の南アイルランドのケルト人の統合失調症発症率が異常に高いことを岡田氏が著書で触れています。ストレスに弱い遺伝とアスピリンの相乗効果によって統合失調症が発症しやすくなったと考えるべきだと私は考えています。違法薬物を摂取したのと同じ状態が作られたということです。 
 解熱剤がインフルエンザ脳炎を促進するのも同じ仕組みです。サイトカイン自体にもGABA作用があります。熱が出ると頭がボーっとするのはそのためです。サイトカインだけで脳炎が起きる可能性を否定するわけではありませんが解熱剤との相乗効果でサイトカインストーム、さらには統合失調症が起きる可能性は必ず高くなります。
 小児にアスピリンを使うこと、さらに5歳以下の小児にイブプロフェンを使うことは事実上禁止されています。それには理由があるということです。
 子供に解熱剤は使うべきではありません。アセトアミノフェンなら安全という保証などありません。

 鎮痛薬がなくては困りますから使うなと言うつもりはありません。シナプスの刈込によって統合失調症を引き起こす可能性があること、解熱剤として使う時にはサイトカインストームを促進することを認識し、必要最低限の使用にとどめ、長期連用を避けることが大切です。発達障害を持つ方は特に注意が必要です。

精神病の正体と精神科医の犯罪22に続く
*この文章は「悪魔の処方箋」を加筆、再構成したものです
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吉村敏男
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