精神病の正体と精神科医の犯罪17 〈最先端科学が暴く不都合な真実〉
第2章 精神科医の犯罪3 精神科の薬②
抗不安薬 (精神安定剤)・抗てんかん薬
精神安定剤とも呼ばれるとても頼もしい名前の薬にこれだけ恐ろしい副作用が列挙しされていることを皆さんはご存じだったでしょうか?ちなみに錯乱というのは統合失調症が急激に悪化する発作状態を指します。脳の萎縮は統合失調症そのものを表しています。もちろん発症率はとても小さいことになっていますが。
この薬は精神安定、抗不安作用を目的にした薬です。不安症や双極性障害の治療、うつ病においても抗うつ薬と併用されることも珍しくありません。抗うつ薬とは作用が拮抗するので本来同時に処方するということはあり得ないのですが・・・。
ひきこもりや不登校、発達障害の治療にも使われます。
てんかん発作を抑える抗てんかん薬もほぼ同じもので共用されていますので同じ項目に入れました。
「不安を感じる受容体をブロックする」という機序(効く仕組み)が掲げられてきましたが、科学的にこの仕組みが確かめられた上で薬が開発されたわけではありません。他の病気の治療に使われていた薬に精神安定、抗不安作用があることがわかって、機序は後から付け加えられたものにすぎません。
早い話が前頭葉の情報伝達を妨げ過敏になっている神経をGABA作用によって鈍くすることで「安定」させるものです。結果的にシナプスの過剰な刈込を意味する抗不安作用を人工的に引き起こすわけですから確実に統合失調症を引き起こす恐ろしい薬です。抗不安作用の強さはもちろん精神科の薬でトップクラスです。抗不安作用を目的だと豪語しているのですから統合失調症の発症悪化は副作用などではなく「正作用」ということになります。語るに落ちるですね。
不安はなくなるが・・・
当たり前ですが今現在の不安はなくなります。短期的には気分はいいですか?と聞けばとてもいいですとほとんどの人が答えるようになります。これが「良くなった、効果があった」と認識されるわけです。しかし、理性、良心、社会性は失われ精神は不安定に、ストレス耐性は低下、最終的には明確な統合失調症に至ります。その結果が自殺や幻覚・幻聴、妄想、異常行動、攻撃性などとなって現れます。精神安定剤と呼ばれていますが実体は「精神不安定剤」に他ならないのです。
アンチ精神科の方々は睡眠薬やこの薬の危険性を指摘してこなかったどころか「比較的安全な薬」とさえ発言していたこともあります。神経を鈍くする薬が自殺や犯罪を招くはずなどないとたかを括っていたのでしょう。
ストレスに弱い遺伝特性を持たないごく一部の方には確実に依存症を引き起こします。睡眠薬と同じくWHOが30日を超える処方を奨励していないのはその為です。睡眠薬一粒が日本酒5合程度ですのでその数倍、数升分のGABA作用・抗不安作用があるということになります。眞先氏の著書にもアルコールと抗不安薬の脳への影響が同じだとありました。乱用の危険があるというのは麻薬として使えるということであり、睡眠薬と共に裏ルートでかなりの量が流通しています。
未成年なら一粒でも確実に大変なことが起きます。子どもに日本酒数升を飲ませたら何が起きるか考えればわかりますよね。精神科医は平然と「凶悪な犯罪行為」を行っているのです。抗不安薬を処方された子供は100%「おかしくなって」います。良くなった子供は全くのゼロ、不安がなくなって学校に行けるようになった子など一人もいません。しかし、精神科医はそれを認めることも報告、共有することもなく薬を出し続けています。まさに悪魔の所業です。欧米では未成年者への処方が禁じられている国もあります。
成人でも連用によって症状は急激に悪化していきます。副作用の可能性は100%(おかしな表現ですが)、ストレスに弱い遺伝特性ではない方が1回の服用で終わるというような場合でない限り皆無です。依存症はもとより、不安症がうつ病(診断名)、双極性障害(診断名)、統合失調症に間違いなく悪化していきます。それでも精神科医は「もともとの病気が悪化しただけ」と言ってはばからず副作用であることはけして認めず報告もしないのです。
睡眠薬と違って抗不安薬の場合は大前提として少なくとも病的な不安症がある方に処方されます。不安症はすでに初期の統合失調症です。そこに抗不安薬が処方されるのですから急坂を転げ落ちるように悪化していくのです。
自殺促進薬
死にたいと思っている人は不安を抱えているのだから抗不安薬を飲めば落ち着くはず、過敏になっているのだから精神安定剤を飲めば落ち着くはず、と精神科医でなくても思います。
電話相談などに連絡すると話を聞いてくれるとともに精神科を勧められます。精神科に行くと必ず抗不安薬を処方されます。一時的には落ち着いたように見える事もあるのですが、ちょっとした事で正気を失う発作を起こしやすくなり、妄想や幻聴、幻覚に惑わされ自殺に向かって行きます。
自殺企図や自殺未遂の経験のある方はほとんど自殺します。飲んだ直後に正気を失う発作が起きることもあります。2023年に亡くなった神田沙也加さんは抗不安薬や睡眠薬を常用していました。
抗不安薬は自殺を防ぐのではなく確実に促進します。精神安定剤でも抗不安薬でもなく「自殺促進薬」「統合失調症促進薬」なのです。くれぐれもご注意ください。服用後に自殺しても「悪化を防げなかった」と精神科医はのたまうのです。
自殺など考えたことがない人も正気を失い死に向かっていきます。死にたくない人は精神科に行かないことをお勧めします。死にたいと言う人をどうするか?大丈夫、大丈夫と抱きしめてあげてください。
抗不安薬が魚の性格を変える!
2013年2月スウェーデンウメオ大学研究チームが、抗不安薬オキサゼパムによって魚の性格が変わることを学会で報告しました。反社会性が強くなって単独行動をとり、食欲が増すというものです。まさに統合失調症、反社会性人格障害、摂食障害の症状であり、すでに動物実験で真実が証明されているということです。
PTSD治療指針変更の怪
2013年9月PTSDの治療指針が「初めて」作られたと報道がありました。
日本トラウマティック・ストレス学会が作ったというその指針の内容は、呼吸法などできるだけ「薬を使わない」対処を勧め、薬の使用は「慎重」に行うこと、抗不安薬は「効果が無い」ので使用せずSSRIを長期にわたって使うと発作を予防できる、というような内容です。
「抗不安薬は効果が無い」ということを認めたこと自体驚きです。これまでPTSDには抗不安薬が有効とされていたはずなのに「効果が無いから使うな」というのはただ事ではありません。
製薬会社と癒着していて世界的に見てもまれな大量の薬を処方してきた業界が薬を使わない治療を勧めるというのは「重篤な副作用が起きる」ということなのです。
PTSDは大脳辺縁系の海馬が萎縮することで起きるとされていますが、ストレス耐性の低下によって起きる統合失調症の一症状だと私は考えています。PTSDで通院し始めた患者が統合失調症に悪化した事例が報告されています。これが抗不安薬の「効果」なのです。
副作用であることは認めないのですが悪化する確率があまりにも高いので事実が明らかになる前に幕引きを図ったのでしょう。SSRIにも強いGABA作用がありますので悪化させることは間違いありません。
※引用 日本トラウマティック・ストレス学会 PTSD治療薬処方の手引き(現在は非公開)
抗不安薬が自閉症を作り出す
抗不安薬の成分であるバルブロ酸が自閉症を作り出すという事実が2016年国立精神神経医療研究センターの実験で立証されています。私の理論が正しいことが証明されたということですね。妊娠・授乳中にGABA作用薬を服用すれば自閉症の子供が生まれる可能性が非常に高くなるという答えは出ているのです。
文中でシナプスの刈込が不十分という記述がありますがこれは通常思春期に起きる大規模なシナプスの刈込がプログラムエラーで行われないという意味、つまり「大人になれない」ということです。じゃあ人工的に起こせばよいのでは、ということにはなりませんので勘違いなさらないように。
抗不安薬、抗てんかん薬が関連する主な事件
精神科の薬の中でも抗不安薬は事件に至る可能性が高い薬です。不安で構成されている理性・良心・社会性の部分を直接破壊するのですから当然で、必ず性格は悪くなり、妄想、幻聴、幻覚が凶悪犯罪を現実に引き寄せます。人を殺すことに何の抵抗もないことはもちろんですが、捕まることも死刑になることも犯人にとっては「何の意味も持たない」のです。抗うつ薬と一緒に処方されることも多いので関連する事件は膨大な数に上ります。
抗不安薬が原因だとはっきりしている事件の一部を紹介しておきましょう。くれぐれも申し上げておきますが薬を飲まなければ絶対に事件は起きませんでした。もともとの病気や性格が悪くて起きた事件は「ゼロ」です。
2000年 西鉄バスジャック事件
2003年 長崎市駿君殺害事件
2005年 寝屋川市中央小3人殺傷事件
2007年 会津若松市母親殺害事件
2012年 祇園暴走事件(抗てんかん薬)
2013年 周南市連続放火殺人事件
2014年 佐世保市同級生殺害事件
2016年 相模原障害者施設殺傷事件
2017年 ラスベガス銃乱射事件
2019年 京都アニメーション放火事件
精神科の正体と精神科医の犯罪18に続く
*この文章は「悪魔の処方箋」を加筆、再構成したものです
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