意識的に休みは取るべき。

普段まったく風邪一つ引かない元気な人なのに、長期の休みになると途端に熱を出して倒れる人がいます。

それって、責任感の強い人に多い傾向なんですよね。「休んじゃいけない、倒れちゃいけない、休めない」って思っちゃうの。心身ともに無理させちゃってるわけです。

だから緊張の糸が切れると、途端にバタンキューなんです。それでも更に無理を重ねてた場合（薬やエナジードリンクでドーピングするとか）、どこかで必ず身体本体から、ギブアップのサインが出るんですよ。

それは身体からの「休め」っていう信号です。

毎日、お疲れの方がたくさん来店されるんですけどね。みんな口を揃えて「急に痛くなった」って言うんですよ。んなわけあるかい。

「痛くなったのは急だとしても、お疲れはコツコツ溜まってるんですよ～」
そうお伝えしてます。繰り返し何度でも言うので、数回聞いたらさすがに頭の片隅に残っているのか
「ああ、そっか。そうだよねぇ」
と、聞き入れてくれるようになります（改善するかは別だけど）。

風邪にしても頭痛にしても腰痛にしても、症状が現れるのなら、まだいいんですよ。痛くてツラくて大変ではあるけども。
問題はね、症状に出ない場合。表面に出てなかったとしても、どこかに異変はあるはずなんですよね。サインが出てるはずなの。
気が付いてないだけで。

夏はね、暑くてだるいけど、冬みたいにエンジンが掛かるまでの時間を、あまり必要としないんですよね。動けちゃうわけです。

で、なんとなーく元気で過ごせちゃうので気が付きにくいんですけど。熱中症だって脱水症状だって、普段の生活が万全なら、多分倒れるまでいかないんですよ。コンディションの不調に、その前で気付くわけです。

繰り返しになりますが『気付いてない』だけで、すでに、みんな、かなーりお疲れモードなはず、なんです。

なので、自覚のあるなしに関わらず、早め早めの休息を取りましょう、という話です。

あと水ね。こまめにね。
「トイレが近くなるから飲まない」っていう人もいるんですけど、それは一気にガブ飲みしてるから。急に取り込んでも体は吸収できません。10分～30分に一口ずつ飲むくらいで充分です。
「ノド乾いた～」というときには、すでに時遅し、ですよ。

心身共に、なので、身体だけの話じゃないです。

そろそろ梅雨明けで、急激に暑さが厳しくなってくる頃ですので、いまからちゃんとお休みはしっかりと取ってくださいね。

そんなわけで、わたしもお休みしようと思います。
おやすみなさ～い。