#51 アランの幸福論
題名:アランの幸福論
著者:アラン
発行所:日経印刷株式会社
【概要】
本書は、93編のプロポからなる原典(英語版)から、とくに印象的で、わたしたちの心に響く名言を訳出し、
「不安と感情について」「自分自身について」「人生について」「行動について」
「人とのかかわりについて」「仕事について」「幸せについて」の7章に分けて再構成したものです。
「幸福であることは他人に対する義務である」
「望んでいることはすべて、人を待っている山と同じ。自らよじ登っていかなければならないのだ」
「運命は不変ではない。指をパチンと鳴らした瞬間にも、新しい世界が生まれているのだ」
「嘆きも悲しみも、鳥と同じ。ひょいと留まっては、飛びさっていく」
「まず自分がほほえまなくて、誰がほほえむのか」etc…
時代を超えて読み継がれる1冊を、ぜひお手元に。
【感想】
ベストセラーとなっていることもあり、内容も賛同できるようなものが多く、日々心がけていきたいような内容ばかりであった。
本書を読んで改めて思ったのは、幸福は物事の考え方、捉え方、心持ちが重要になってくるということだ。
私が特に好きなものは43個目の「柔軟さを失わない」だ。
嫌いな食べ物や独身者の結婚に対するマイナスイメージといった、諦めは盲目的な確信、そして固い信念に繋がってしまい、柔軟さを失ってしまうというのはとても自身に刺さった内容だった。
柔軟性を大切に、好奇心を失わずに過ごしていきたいと感じた。