パンプキンポテトフライの日スペシャル【9月のお笑い③】
パンプキンポテトフライを1日に2回見たので、パンポテスペシャルの回です。
9/18 パンプキンポテトフライのソロライブ
「いぬ〜!パンプキンポテトフライです〜」
見れました。うれしかった。あのツカミでパンポテが好きになったと言ってもいいくらい大好き。
あの「いぬ〜!」って「校庭に犬きた」の感じ出てるから好き。ギリこの人たちの団体名が“いぬ”なのか“いぬパンプキンポテトフライ”なのか分からないところも好き。
・ネタ3つ
パンポテだけが見れるライブっていうのがうれしくて、ナルフェスが何物かも知らままこのライブだけ取った。
なのにパンポテだけツイッターでもあんまり予告がなくて、結局何やるんかと思ってたけど、蓋をあけると「二人がやりたいネタを3つやっておしゃべりする」の回でした。
「ナルフェス通しで見てる人もいるだろうから、ネタいっぱいじゃなくてゆるいコーナーで休憩してもらおうと思って」とのこと。
なんかその“引き”の感じめちゃくちゃパンポテだなと思った。
1本目はナルフェス初日に谷くんが人間横丁のべえたちゃんとやったネタ。べえたちゃんのアドリブ力に「そんなんもあったんか」とか言ってる山名、本当に頼りなくて、でもそれでなきゃ山名じゃないよね、という気持ちにさせてくれた。
ちなみに、「3本とももうやらんやろな」と言ってたので全体的に見納めネタかもしれない。
特に山名が選んだネタは「ネタの設定上もうできなくなってしまった」のでやりたかったらしい。
坊主頭のどんぐりちゃんが終始「でも俺髪長いから…」って喋り続けるので、話の流れと髪の長さがバグってておもしろかった。谷くんが「ほな髪きれよ!」って坊主に向かってつっこみながら「頭おかしなりそう」って笑ってて楽しかった。
・まーごめみたいなん欲しい
「売れるためには“まーごめ”みたいなんが欲しい」
という谷くんの提案で、山名の名刺ギャグみたいなものを考える回。
今思うとYoutube撮ってるんか?ぐらいYoutubeの企画みたいなコーナーだな。あの時間、ナルゲキはパンポテと約150人のお手伝いちゃんで構成されていた。宇宙人見てるぅ〜〜??
で、いろいろな人の“まーごめみたいなん”をホワイトボードに書いていく。ナルゲキ周辺の人たちの知識がなくてあんまりわからなかったから勉強になった。確かにみんな一個はそういうの持ってるんだな・・・。
ちなみに、山名は「ニース」だけ全然知らなかった。わたしですら知ってるのに。
しかも、そんなんあるんや〜のテンションじゃなくて、頑なに知らなかった。この世にそんな言葉あるわけないとでも言いたげな知らなさだった。なんじゃこいつ
そっからギャグを作るまでのパンポテのだらっだらした“地元のツレ”会話。
どうしても谷にやらせたい山名が発明した「黒ひげ危機一発」ギャグで山名だけがキャッキャしてたのも、中学の休み時間にちょけてる男子の風景そのままだった。
個人的にツレ感のあるパンポテの関係性がすごく好きなので、2人だけで喋ってるのが見れてうれしかった。ふとした瞬間「クラスの風景」みたいになるとこが同級生ならではすぎて最高。
で、いろいろ模索した結果生まれた「あちゃごめ」と「わしもん」
選ばれたのは「わしもん」でした。(NO IMAGE)
ちなみに「わしもん」の意味ですが……まぁわしもんまで言えばあとは調べるやろ
9/18 グレイモヤ
パンポテのソロライブが終わると同時に開場時間だったので、ちゃっかりパンポテのカードをもらってタクシーでなかのZEROへ。
そこまでしてどうしても行きたいと思って行った自分に感謝した。はじめてのグレイモヤは本当に楽しかった。
演者も客も、全員が「お笑いを楽しもう」という目的にめちゃくちゃハングリーで、改めて熱い気持ちで、お笑いが好きだ!!と思った。マジでちょっとした天国だった。
・ハイライト
ネタバレしないようにしようと思ったら「すき」とかしか書けんかったので、そんな可愛い二文字に収まらない思いの丈をここに残しときます。
・フランスピアノ
フランスピアノはなかなかわたしの行くライブで出会わないので見れてよかった。
「こういうの思いついちゃった!見て!」って感じの好奇心いっぱいのネタですごく楽しかった。一個の発想でこちらの想像をひっくり返してくるコントめちゃくちゃ大好きだ。
・パンプキンポテトフライ
さっきぶり😊って気持ちで見た。友だちが舞台立ってるみたいな錯覚してたけど、ついさっきまでのソロライブのゆる〜い感じどっかいってた。ちゃんとしてた。ちゃんとバチバチのネタやってて、もはやそのギャップで興奮した。
パンポテらしいしょうもないダジャレみたいなの増し増し全部乗せ。パンチライン多すぎてめちゃめちゃ笑った。やっぱり強いなあ。大好きだなあ。
・ダウ90000
初めて生で見れた!楽しみにしてた以上にでっかいおもしろが返ってきて超うれしかった。自虐でありディスりであり、自戒の哀愁も漂っていた。はじめてのダウ90000として最適な名刺みたいなネタを見せてもらえた気がする。
“劇団なのかお笑いなのか“の境界に立って「別にどっちでもいいでしょ」って笑ってるめちゃくちゃかっこいい人たちだった。
・牛女
佐野さんの声がガサガサすぎて正直なんて言っててもおもしろかったけど、「国葬反対デモに行っていたので」はズルすぎる。そんなん笑う。
牛女を見るのは3回目くらいだけど、なんかやっとなんとなく掴めた気がする。佐野さんの怖そうな見た目にフィットしすぎている/またはあまりにもマッチしていない言葉のチョイスと、しらすさんの困っている表情がおもしろすぎるんだなと思った。しかし佐野さんはやっぱり超かっこいいな………
・忘れる。
鶴山さんが久しぶりでちょっと泣きそうになった。うれしい。鶴山さんがイキイキと客いじりをして橋本さんがワーワー騒ぐ光景が愛おしくて最高だった。忘れる。って本当に愛さずにいられないコンビだよなあ。ありがとう。
・永田敬介
またあの感覚だった。「あ〜このお笑い好きだ…」の感覚。おもしろいとか手叩いて笑うとかじゃなくて、好きすぎて胸騒ぎするような、腹に熱がこもるような感じの好きさ。
(ちなみに、この感覚って実際みんなあるもんなの?わたしがキモイだけなのか、みんなも同じようにキモイのか知りたい)
なんかあの陰気臭さとウソ嫌いなところと、当たり前のように持って来られるジメジメした下ネタのバランス感が、山本直樹の漫画みたいですごく好きだった。誰も見てないところで自分のためだけに咲いてるグロい花みたいで、わたしはこの人のお笑いがとても大好きだと思った。
・キュウ
キュウってわたしはいつも大体噛みしめ笑いをしてしまうんだけど、今回のネタはゲラゲラ笑ってしまった。めちゃくちゃツボだった。ダイヤモンドの「ひとびと」の親戚みたいでうれしかった。たのしかった。
・クロコップ
どう考えてもグレイモヤで見るべき、グレイモヤという催しで一番輝くネタだった。楽しくてバカバカしくて、こんなん笑わんやつおらんやろ、のお笑いをしていた。たのしすぎる。
キングオブコント頑張ってほしい!!(泣)
ありがとう、グレイモヤ。
ラタタッタ出してくれ。
現場からは以上です!!!