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【ダイヤモンド×ヨネダ2000×キュウなど】8月見たお笑いライブ①

8/2 「ダイヤモンド×ヨネダ2000×キュウ『200Q年宇宙の旅』」

『2001年宇宙の旅』オマージュのタイトルとポスターを見たときのあの感動、なんて表現すればいいんだろう。とにかく"完璧"だと思った。完璧なものに言葉なんていらないか。

強いて言うなら「お笑いライブの告知でこのタイプの感動与えてくんのなんやねん」とは思った。

大学の後輩を引き連れて行くことになった。チケットが余るなんて夢にも思わなかったし今も信じてないけど、持つべきものは「呼んだら来る可愛い後輩」ってことは伝えておきたい。

真っ青な照明の客席。宇宙空間みたいな客入れ。細かいディティールまでちゃんと演出があるから、作家で河谷さんが入ってるライブが大好きでたまらない。ファンです。一生ついていきます。

実はここ最近なんのネタやってたかは念のためnoteでも書かないようにしてたんだけど、ネタに触れたいので書いちゃう。まあ配信あったし。

ダイヤモンド
①想像
②挨拶

ヨネダ2000
①愛ちゃんにロボットと戦ってほしい
②漫才中に何考えてんの?

キュウ
①伸ばし棒があって楽しいもの
②とろみ

やばくね??今こうやって書いてて思い出しただけでやばい。何このライブ?全員意味分かんない漫才しかやってないじゃん。

特にダイヤモンドの2本目『挨拶』。後輩たちも「あのネタすごかった。面白かった」と言ってくれて、最高に幸せだった。

わたしの大好きなダイヤモンドはこんなに面白くて天才なんだよってどれだけの言葉を尽くして説明したって、『挨拶』のネタ1本の衝撃にはかなわないと思う。

ヨネダの2本目もいかつかった。
あれは・・・・何?

「漫才コント」だの「しゃべくり漫才」だの言ってる頭でっかちな理論をぶんぶん振り回しながら遊んでるみたいな。真面目に喋ってるこっちがバカみたいって思っちゃうような。「ジャンル:無邪気」って感じの。

キュウはどっちも大好きなネタだった。というか、キュウのネタってなぜか絶対に忘れない。

1回見ただけで覚えちゃうくらい強いのに、2回でも3回でも見れば見るほど「なんだこれ?」が「好き」になる。「恋」が「愛」になる的な。ならないか。そうじゃないか。

コーナー以降は、キュウがいるからか、MCの小野さんが極めてヘラヘラしていて「スペシャル6」とか「おも漫」のような友だち同士の時間がいっぱいあった。

ダイヤモンドもキュウも一緒にいすぎて「これは零士がいるときにやろう」って言っちゃったり、とにかく初見に全然優しくないところも、ヨネダが「混ざりたいけどどうしよう」って思いながらタイミングを伺っている姿も愛おしかったな。

これからヨネダがどんな風におじさんお兄さんたちを振り回していくのかとっても楽しみだなあ。第2回第3回・・・と続いていってほしい。

集合写真までそれぞれの立ち位置とポーズがまで完璧"

8/4 「極立漫才都市」

吉本興業ダイヤモンドの追っかけを主な活動としているので、なかなか吉本以外で見たい芸人さんに遭遇できるチャンスが少ない。

第1回目から吉本やK-PRO、地下ライブ界隈など縦横無尽すぎるメンツの「極立漫才都市」。こんなもん行かないほうがおかしいだろ。

体感的には、客席は吉本の客よりはK-PROなどに行っている人のほうが多いような気がした。

大仰天とモンローズのくだりがめちゃくちゃウケてたのになんのこっちゃ全然分からなくて、こちら側の努力不足、という気持ちになった。

反対に、ラタタッタの最悪なボケがただ最悪なだけになってしまったのも楽しかった。

「神保町がロクでもない劇場だってバレる・・・」

って言いながらも、楽しくてしょうがなさそうなMC高比良くるま、さすがラタタッタをかわいがってる後輩だけある。

トップバッターのレインマンズコイオドリを初めて見たけど面白かった。特にコイオドリのネタが妙にハマってめちゃくちゃ笑ってしまった。

あとセンチネルのボケの「畳くせえ」って言葉がやたら刺さった。なんだ畳くせえって。


そして、ずーーーっと見たくて見たくて待ち遠しかったバベコンブ!!今回一番見れてうれしかった。

あのシュールというかファンタジーというか独特すぎる虚構漫才が生で見れて感動した。"うなぎの顔を前に向かせる"くだり、最高に意味わかんなくて大好きだったな。

一度片足突っ込んだら終わりそう、と思って逆にあんまり見れてなかった牛女もようやく見た。

正直、ライブ終わってしばらくずっと「牛女・・・好き・・・」とうわ言のようにつぶやいてた。

佐野さんのオーラは2列目端ブロックのわたしのところにまで侵食してきていて、圧倒的すぎて飲まれそうだった。

ひつじねいり松村さんが「一歩間違えたらカリスマ」と表現してたけど、本当にそのムードがある。人を狂わすのうまそう。ヤバい。アツい。間違いない。

「いやその感じでなんでその色のマスクやねん!」

って言える松村さん、怖いもの知らず系の勇者か?とすら思った。伝説の剣引っこ抜けそう。佐野さんなんて目の前にいたらマジで取って食われそうなのに。

そこから数日、牛女のことが頭の片隅から離れなかった。ほら言わんこっちゃない。

ちなみに次回の「極立漫才都市」(未だに誰も読み方よく分かってなさそう)は、9月のどっかで1日2回公演でやるそうです。

またダイヤモンドとヤーレンズと10億円を呼んでくれたらうれしいなあ〜〜

8/5 「ダイヤモンド×真空ジェシカ2マンライブ『スポーツ漫才王決定戦 タイトル案:ガク』」

感情が多すぎたのでこれだけ一記事まるまる感想noteを書きました。

野澤さん、小野さん、川北、ガク、そして河谷さん。みんな大好きで楽しくて大好きでした。

8/10 「ダイヤモンドがコント師たちとコントを磨くライブ」

やっとコントが見れた。

先月のサスペンダーズ新ネタライブキャンセルでコント摂取のチャンスを失い、なんとかニューヨークと吉住の単独配信で保たせてたけど、生で見るコント師のコントは改めて最高でしたね。

ダイヤモンドのコントってフォーマットがはっきり決まっているというか、さすがシステム漫才の天才…と思う。

単独でやってた「犯人はまだ近くにいる」もなかなか大好きだけど、1本目のネタはそれのもう少し展開がある形で楽しかった。ダイヤモンドさん、おもしろコント師やん。

でもダイヤモンドが大好きだから2本目がやっぱり大好き。くだらねえことを一生繰り返し続けて、しつこすぎて見てるほうが頭バグりそうになるお笑い作るの得意すぎる。

あともうかが屋。

とにかくかが屋の2本目が完成度高すぎて痺れた。明転してからネタ時間中ずっと無駄なところが一切なくてめちゃめちゃ笑えて、なんかただただ職人の繊細な技を眺めている時間だった。

生で見たことある芸人で、かが屋と男性ブランコと吉住だけは、異常な"引力"があるなと思う。

コントを見ていることを忘れちゃうというか、これが「コント」であるという現実から完全に切り離されて、そこにいる登場人物と同じ次元に立ってその場面を見ているみたいな感じ。

だから言ってしまえばもうほぼVR。それぐらい生々しいし、空気がまるで違う。

もちろん蛙亭のクセキャラコントも、金の国の綺麗な設定作りと回収のコントも大好き。こんなに漫才しか見てないけど、わたしはコントが本当に好きなんです。。

前回「主催なのに3番手」に文句言われたので、文句を言ったやつらをクビにして新メンツで「主催なのに2番手」をやるダイヤモンドさん。

というこのくだりもまだ引き続き見たいので、KOCのためのライブだったかもしれないけどやり続けてほしいな。。

個人的にサスペンダーズのネタが好きなのと、ダイヤモンドには失礼なことを言っても良いと思ってそうなとこが大好きなので、絶対にまた呼んでほしい。

長いので一旦終わり!
②へ続きます。

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