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90年代生まれのお笑い、最高
4/24 「その翌朝」
もう陽が完全にのぼってるぐらいの朝。わたしは泥酔していた。
12時間飲酒して、地球が高速回転しているのかと思うほど視界が危うい。
わたしの場合、飲んでいるときより、帰り道で一人になった途端に一気に酔いが回る。
今日はなぜか最寄りの一つ前の駅で降りてしまい、ホームの階段を降りている途中で気づいた。間違えた、と思った瞬間、最後の一段でつまずいて普通にずっこけた。地面固すぎワロタ。
あとこれはさっき気づいたのだが、マッチングアプリで数回メッセージした男性に、将来の夢をLINEで送っていた。酔ってる状態で打ったとは思えないちゃんとした文章だったので泥酔していたことはバレてないが、正直駅の階段でコケるより恥ずかしい。
帰宅して、ひどい頭痛と吐き気で呆然としていたらインターホンが鳴った。
通販で頼んだ物が届いたのかと思って出たら、きれいな女の人が立っていて「日蓮聖人のお読み物をお配りしておりまして」と言われた。
ああ、神がいるなら、今すぐ頭痛を止めてと伝えてくれ。
「大丈夫です」と断ってドアを閉めると、扉の向こうで音読し始めた。
おもしろすぎるからやめてほしい。笑ったら頭痛くなる。
とりあえず、神はあんまり期待できなかったので部屋に戻ってイブを飲んだ。
4/23 「ヤス主催ライブ ナイチンゲールダンス単独ライブ4月」
開口一番、「今日は6本やるんですが、最後の漫才はまだネタ合わせできてません」とヤスが言って、思わず笑ってしまった。
そもそも単独ライブ毎月やってるって、その時点ですごすぎるんだよな。
【ご報告】
— ヤス ナイチンゲールダンス allB.K (@yasukg1) March 26, 2022
1年間毎月新ネタ7〜8本おろす単独を行っていたのですが僕の体力的な問題のため、5月からもう1本新ネタ単独ライブが増えます。月2回単独があります。
余裕だったんでもう1個増やしました。
漫才6本+アドリブ漫才1本を披露した後、『ヤスがギター弾き語りをしながら、横でなかるてぃんがひたすら大喜利をする』という謎コーナーでエンディング。
終わってから思ったけど、ネタ合わせできてないと言っていた6本目の漫才が一番面白かった。
ずーっと楽しそうに漫才をしているナイチンゲールダンスを見ながら、このふたり好きだなあ〜と改めて思った。
最近の芸人さん、特に大学お笑い出身の人たちの何が好きって、今まで見てきたお笑いよりもさらにストレートに刺さる「同世代ボケ」がたくさんあるところだ。
「こないだ知ったんですけど、僕たちD-51さんと同じ名前なんですよ」
ナイチンゲールダンスはヤスと中野なかるてぃん(本名がユウ)で、ごくせんの主題歌でお馴染み『D-51』はYASUとYU。さすがに爆笑した。
懐かしすぎるだろ”デゴイチ”。ドモグニみたいに言ってるし。
こんな感じの、共通して面白いと思う単語が自動的に同じだし、共感できるし、友達かと思っちゃうぐらい親近感が湧く。特にヤスは日大(経商法の落研)出身で、自分と同じ日大卒だから余計友達だと思っちゃう節がある。
ナイチンゲールダンスの好きなところは、なかるてぃんの"高学歴大学お笑い"らしいボケを、ヤスがあんまり回収しきれないところ。(愛おしい)
真空ジェシカや令和ロマンを見ていると、ネタ以外の掛け合いみたいな会話でも知能レベルがお互いに高いので全ボケをツッコミが回収するすごさがあるけど、ナイチンはなかるてぃんのボケをヤスが拾いに行かずに、結局なかるてぃんが自分で拾って「ツッコミを追い越しちゃう」ことが多々ある。
でもそれでボケがつまんなくなっちゃうということはなくて、ヤス本人のナチュラルボーンな雰囲気というか、生まれながらにして人を惹きつける魅力みたいなものがあるので、なんか許せるなと思えるし、なかるてぃんの忙しなさが面白い。
だから、なんのボケもなくただ大好きな曲を弾き語りするヤスと、横でひたすら大喜利に答え続けるなかるてぃんを見ながら、『堂々と拾いにいかないツッコミ』と『自分で拾いに行かなきゃいけないボケ』という変なパワーバランスが、ナイチンの愛くるしさだなあ、と思ったりした。
今週の予定
・4/24 ゾフィー 第9回単独ライブ「緊張と緩和」※配信。なお二日酔いすぎてまだ見れていない。
・4/25 ダイヤモンドフェス
「野澤輸出のお笑いコーナーライブ」※チケット取れず配信(悔)
「おもしろ漫才おもしろライブ」
「ダイヤモンドの60分ラッキー○○漫才」
・4/30「10分コントのライブ」