ダメ人間と自己否定感と
「自分はダメ人間だ」
そう小声で呟きながら歩いている人間がいたら、それは私である。
どうも。
私はアラサー既婚OL、精神系の病気持ち、趣味は転職活動とチャット、特技は特になしのネガティブ人間である。
冒頭のシーン。
もしそんな人間がいたらドン引きだろうが、残念ながら現実のことである。
私はよく、自分を「ダメ人間だ」と思っている。
むしろ私には、自己肯定感ならぬ、自己否定感しかない。
では、何がダメなのか。
挙げればきりがない。
・仕事で大失敗して、他部署に迷惑をかけたこと
・受験に失敗したこと
・仕事など作業の効率が悪い
などなど。
だが、本当にそれはダメ人間なのだろうか。
・人間誰しもが失敗をするし、うまくいかないこともある。
・受験で努力が報われなかった、というのは結果であり、そこに至るまで努力したことが重要。
・向き不向きがあるので、全員作業効率が良いわけではない。
上記の様に思うのだが、自己否定感しかない私にはしっくりこない・・・。
その様な私だが、
「本当に私はダメ人間なのだろうか」
と疑問を持つようになった。
それは先々週かかりつけの病院で、カウンセリングを受けた時のことだ。
心理士の先生に「私はダメ人間だ」と伝えた。
そうしたら、先生は私に何がダメなのか逆に聞いてきた。
私は、何がダメかわからず、とっさに答えられなかった。
私自身、理由を答えられず、びっくりしたのだ。
そして、それは私自身の問いになった。
なぜ、私はダメ人間だと思うのか。
それは小さい頃から、親から
「お前はダメだ」
「こいつはバカだ」
と言われ続けてきたからだと思う。
夫にいわせれば
「小さい頃からそういう教育をしてれば、ネガティブな考えになってしまう」
そうだ。
だが、現在はどうだろうか。
親とは絶縁しているが、私には、私を受け入れてくれる夫がいる。
夫は毎日、感謝の言葉を私にかけてくれる。
本当にダメ人間なら、夫も離れていくのではないだろうか。
自己否定感の塊の私が、最近、自己肯定感を上げる本を買った。
こんな私が、自分を肯定していいのだろうか、などいろいろ思ってしまう。
しかし、自分の思考を直すのは自分しかいない。
もっと自分を受け入れて、少しでも「ありのままの自分」を肯定してあげたい。