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フットボールと戦争

現在、完成間近のコラム(記事)がありますが、急遽、一筆書きで心情を綴りたいと思います。

通常、コラムを書く際は、労力と日数をかけて何度も読み直し、校閲し、注釈を付け加えながら文章を作っていきます。筆者自身、文才があるわけではないので、誠意だけは込めて。

普段は、自身で立ち上げたサッカースクールの代表を務め、指導者として地域教育を担い、サッカーの普及振興を目的に活動しております。

又、自身のスキルアップやアウトプットの場としてTwitterやnoteなどSNSを活用しています。

ですが、今、書く気力もアイデアも何も湧いてきません‥

コロナ禍の中で追い討ちをかけるかのように非人道的な悲劇が繰り返されています。

ウイルスではなく、人が人を殺す戦争です。

ウクライナ情勢を受け、感じ方は、人それぞれあるかと思います。筆者自身、サッカーしか知らないサッカー馬鹿なので、サッカー中心になってしまいますが、先日のチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでのウクライナ代表選手の奮闘やメッセージを目の当たりにし、心が痛いですし、昔から『ディナモキエフ』『シャフタールドネツク』の影響でキエフやドネツクは馴染みのある存在です。

『僕はウクライナ人だし、それを誇りに思っている。何千キロも離れているけど、母国で緊迫した状況に置かれているすべての人々をサポートしたい。今こそ団結する時だ。これは僕らの国で、僕らの歴史で、僕らの文化で、僕らの人々で、僕らの国境線だ。国を守ってくれている人々の勇気に感謝したい。ウクライナに栄光あれ』 by.ヤレムチュク(ベンフィカ所属)

シャフタールドネツクの旧本拠地ドンバスアリーナ

シャフタールドネツクに関しては、2014年のクリミア危機、ウクライナ東部紛争から移転を余儀なくされ、現在は本部やトレーニング施設を首都キエフに移転しています。

つい先日、当然ながら、ウクライナリーグの無期限中止が発表されています。

突如として、フットボールのある日常が失われています。

日本国内においては、応援歌や声援を送る事が禁じられているコロナ禍のJリーグですが、地元に愛するクラブが、愛するスタジアムが当たり前に存在し、開幕を迎え、熱戦が繰り広げられています。

明日も試合があります。

コロナ前の日常に対して、郷愁に浸るのではなく、今ある幸せに感謝しつつ、大事なのは今ある日常(現実)をどう生きるのか…

そして、一サッカー人として、サッカーファミリーとして戦争反対の意を表したいと思います。

又、日本にとって、隣国ロシアは、北方領土問題を巡り、対立関係にあります。

決して、他人事ではないです。

とにもかくにも、一日も早い終戦を心より祈念いたします。



【追記】

※本記事は、ロシア=絶対悪と言いたいわけではありません。当然の事ながらロシアの人々も被害者である側面があります。誰も戦争を望んでいません。改めて、一日も早い終戦を心より祈念いたします。


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